慈雲寺概要
名称 | 慈雲寺(じうんじ) | 山号 | 法喜山 |
御本尊 | 一塔両尊 | 大黒天 不動尊 | |
開基 | 本圀寺第十世成就院日圓上人 | 宗派 | 日蓮宗 |
所在地 | 京都府京都市下京区藪之内町627 | ||
最寄りの公共交通機関 | JR山陰本線 丹波口駅 → 約10分 京都市営バス 島原口/大宮五条 → 約4分 |
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拝観時間等 | ー | 拝観料(通常) | ー |
慈雲寺 島原に2ヶ所ある、洛陽十二支妙見めぐりのお寺。
島原の石畳の中にある法華寺から初めた、洛陽十二支妙見めぐり。
その足で向かったのは、徒歩数分の所にある、慈雲寺です。慈雲寺も洛陽妙見めぐりのお寺。霊場巡りでこれだけ近い位置にあるのは珍しいと思うのですが、理由は法華寺が移動してきたから。法華寺の移動により、方位の未と申が入れ違っていますが、未と申を入れ替えることなく現在まできています。まぁ神様仏様の世界のお話なので当然といえば当然ですが、所以を知らなければ不思議な感じがします。
慈雲寺、お詣りスタート。
そんな慈雲寺、入り口は2ヶ所、本堂の前と妙見宮の前にあります。本堂側は必要に応じて作られた、という感じでしょうか?
今回は妙見宮前の入り口からお詣りを開始しました。
妙見宮の前には、申の石像と線香鉢があります。この妙見宮、ガラス越しでもしっかり見えるので、中を覗くことをおすすめします。中心に小さな妙見様、その他にも多くの仏像…そして一番目立つのが、手前の猿の木らしきもの。この場合は木魚ではなく木猿とでも呼べばいいのでしょうか…形が違うので、なんとも悩むところです。
線香鉢は線香時計としては使われていないようで、この日も立てた線香が燃え残っていました。
妙見宮とは別の建物の本堂。ほぼ横並びで建っています。慈雲寺は観光寺社ではないので、本堂の扉は閉められた状態でした。
慈雲寺の御朱印と御首題
慈雲寺の御朱印と御首題は、庫裏のインターホンを押し赤い矢印で示した場所でいただきました。庫裏の一部屋が寺務所として用意されていて、赤い矢印の場所に設置されている窓を開けて…という感じです。
伺ったこの日、最初は娘さんらしき方に洛陽十二支妙見めぐりの御朱印の書き置きを頂いたのですが、そうこうしているうちにご住職がお戻りになり、御朱印帳に御題目を書いていただくことが出来ました。
妙見信仰についての説明や慈雲が申の島原の妙見さんということで、「病気がさる、不運がさる」と言われ、病気平癒や開運のご利益を求める人が多くお詣りをした、というお話、更には最近の京都のショッピングモールの話などなど…非常にテンポよく色々なお話をさせて頂いたのが印象的でした。
もしタイミングよくご住職にお会い出来た際には、ぜひ妙見信仰のお話を伺ってみてください。
開運厄除け 洛陽十二支妙見めぐり 慈雲寺
慈雲寺は観光寺社ではありません。タイミングが合えば御朱印や御題目をいただくことができる、そんな地域の人や檀家の方の為のお寺。詳しくお話を…と思われる方は、月例祭などのタイミングに合わせるか、事前にお問い合わせの上でお詣りをした方がいいかと思われます。
実は慈雲寺は、法華寺からよりも住吉神社からの方が近いです。
時間があれば住吉神社もどうぞ。
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