御朱印好きさんにアンケート!

御朱印好きさん、使い分けしていますか? 蛇腹の裏面は使いますか?

アンケートと現在の結果はこちら。

龍岸寺の超十夜祭 2018/10/13〜2018/11/18

龍岸寺 概要

 

名称龍岸寺(りゅうがんじ)山号三哲山
中尊阿弥陀如来脇侍/安置仏左脇侍/観音菩薩
右脇侍/勢至菩薩
開基三哲宗派浄土宗
所在地京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564
最寄りの公共交通機関JR各線 京都駅 → 徒歩約10分
京都市営バス 七条大宮・京都水族館前 → 徒歩約5分
拝観時間等通常非公開拝観料(通常)

 

イベント多めの龍岸寺

 

八月に前を通りかかった時、その掲示板の言葉に思わず写真を撮った、龍岸寺。この時は山門に柵がされていた為、掲示板の撮影だけで通り過ぎました。

 

8月の龍岸寺掲示板

※8月21日の龍岸寺掲示板。

そんな龍岸寺で超十夜祭が行われている、ということで、慌てて訪れた龍岸寺。山門に掛けられた幕には龍岸寺が所属する浄土宗の宗紋の月影杏葉が染められていました。山門横の掲示板に書かれていたのは、「物欲を忘れて 仏欲を抱こう」の言葉。短い言葉ですが、流石!と思わせる言葉の選び方。説法をされる方は違うな、と言うのは、どこのお寺の掲示板を見ても思うことです。

 

 

龍岸寺超十夜祭山門

龍岸寺超十夜祭山門と掲示板

 

超十夜祭って何?

 

さて。今回一月以上に渡って行われている、超十夜祭。超十夜祭って何?という謎は、龍岸寺の公式サイトで説明されていました。

 

10月から11月にかけて天台宗、浄土宗、時宗などのお寺でつとめられる「十夜法要(じゅうやほうよう)」。浄土宗においては、後土御門(ごつちみかど)天皇からの勅許をいただいて始まったという由緒ある法要なのですが、「彼岸」「お盆」などの仏教行事ほどメジャーではなく、法要を執り行ってもどうも参列者の数が伸び悩んでいました。

だけど、お参りにうってつけの「仏欲の秋」に行われる行事で、背景にある物語も魅力的(詳しくは浄土宗のホームページなどを見てください)ので、フェス化して盛り上げることでリバイバルできないか、というのが十夜祭のスタート地点です。

出典:龍岸寺公式サイト-超十夜祭はなぜ「超」なのか

 

龍岸寺では、2015年から3年間、他の京都市内のお寺と協力しながら、十夜法要の伝統にインスピレーションを受けた「十夜フェス」を実施してまいりました。本年は、さらなるインスピレーションを求めて独立し、「超十夜祭(ちょうじゅうやさい)」として展開します。

出典:龍岸寺公式サイト-超十夜祭

 

確かに、「お盆」「お彼岸」のように全宗派で行われているわけではない「十夜法要(じゅうやほうよう)」は、余り耳にすることはありません。私も過去何度か聞いたことがある、程度。では、「十夜法要(じゅうやほうよう)」とはどんな法要なのでしょう?

 

10月から11月にかけて全国の浄土宗寺院でひろく行われる 念仏会 (ねんぶつえ) です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日 十夜 (じゅうや) 法要」といいます。もともとは陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで、10日10夜にわたる 法会 (ほうえ) でした。

この法会は、浄土宗で最も大切な経典(きょうてん)の一つ『 無量寿経 (むりょうじゅきょう) 』の巻下に、 「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践したもので、10日10夜にわたり 不断 (ふだん) 念仏を称えて 別時 (べつじ) の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。

出典:浄土宗公式サイト-十夜法要

 

もともとは10日間連続で行われていたというこの法要。なかなか奥が深い様ですが、私の知る限りでは大々的に参加希望者を募って法要を行なっているお寺は、私の知る限りではありません。

今回行われた龍岸寺の超十夜祭は期間中の週末、ライブパフォーマンスをメインとした、様々なイベントが行われていました。

 

龍岸寺超十夜祭フライヤー

 

実は山門を潜る前から何かしらの音楽が流れているなぁ…と思わせる程度の音漏れがしていた今回、私が訪れた日は本堂でmarquee≠night 21(マーキーナイト 21)というライブイベントと、境内で阿弥陀如来立像 ライブ彫刻が行われていました。

とりあえず、本堂周辺。本堂の正面では手売りの物販がされていたため、正面からの写真は撮れず。蟇股の大きな龍が印象的です。蟇股としての役割よりも、造形としての龍かと思われます。

境内には、今回のイベントTシャツを来た人や、アイドルを見に来たのであろう方々。純粋にお詣りに…という人は少ない印象でした。

 

龍岸寺本堂前納経塔 龍岸寺本堂蟇股龍

龍岸寺本堂寺号

 

私も今回は本堂内のライブは観戦せず、本堂前の端っこから手を合わせさせて頂きました。出演アイドルなどのTwitterから見受けられる本堂内の仏様方は、なかなか煌びやか。釈迦モーニングにでもこっそり伺おう、と思う次第です。

 

超十夜祭で行われていた、ライブ彫刻

 

超十夜祭の期間中、龍岸寺では様々な企画が行われていますが、私が訪れたこの日は、ライブイベントの他に境内で仏師 三浦耀山さんによる彫刻が行われていました。この三浦耀山さんは、今回境内に置かれていたガチャ仏さまのモデルとなった仏像を作られた方。今回のガチャ仏さまは、三浦さんが作られた仏像を縮尺したものを3Dプリンターで作られています。この日はそのモデルの木造の仏像も拝見することができました。

仏像が作られていく工程を見るのも仏師さんの仕事を生で見るのも、今回が初めて。大きな木を抱え彫り進める姿は真剣ではあるものの、仕事の厳しさが伝わるというよりは、優しい雰囲気。仏像愛を語る方や熱心に見入る方のお相手をしながら、彫る→資料確認→木に線を引く→彫る…という作業を繰り返されていました。私も少しお話をお伺いしたのですが、今回彫りあがった仏像を見ることは出来ないようです。

 

龍岸寺超十夜祭ライブパフォーマンス

 

ということで、境内で挑戦して来た「ガチャ仏さま」。私の所に来てくださったのは、阿弥陀仏。飛雲に乗ったお姿が愛らしい阿弥陀仏です。ガチャ仏さまと一緒に入っていたのは、ナムい言葉セレクションと書かれた紙。仏教の教えですが、非常にわかりやすく書かれていました。

 

龍岸寺超十夜祭ガチャ

 

 

 

 

御朱印は庫裏で。庫裏には…

 

山門を潜って右手にある、庫裏。こちらの軒瓦は下り藤。

この庫裏、入ってすぐ右手の壁一面に、甘露図の複製画が掛けられていました。この甘露図は16世紀に描かれたもので、元禄時代より龍岸寺に保管されていたものだそうですが、現物は韓国の韓国国立中央博物館に寄贈されており、龍岸寺には複製画が送られました。甘露図の複製画は超十夜祭の期間中は常設されています。しかも、無料で拝見することが出来ます。

 

龍岸寺庫裏

 

庫裏で御朱印を頂き、今回の参拝は終了です。この日はフライヤーなどで使われた字体で書かれた「超十夜祭」の御朱印と普通に書かれた「超十夜祭」の御朱印、南無阿弥陀仏の御朱印の三種類が用意されていました。

私がいただいたのは、フライヤーなどで使われた字体で書かれた「超十夜祭」の御朱印の御朱印と、南無阿弥陀仏の御朱印。各500円。

 

龍岸寺超十夜祭限定御朱印

 

甘露図もですが、立派な神棚やその前の鍾馗さんらしき像もいい雰囲気を醸し出していました。そんな庫裏ではガチャ仏さまのばり取り→ガチャのケースに詰める作業を進めるスタッフの方々、出番前のアイドル…超十夜祭を支える人を生で見ることができました。

 

 

 

 

 

お寺自体は大きいとは言えない、龍岸寺。それでも龍岸寺は地域の人や檀家信徒だけではなく、趣味や興味・好奇心といった共通項を持つ、所属や年代・性差を超えた人が集まる場所となって来ています。弘法さんや天神さんのような蚤の市だけでなく、近年では春に行われた東寺フェス、北野天満宮や平安神宮の境内で行われるライブなど、寺社仏閣の広さを活かした音楽イベントが行われることも増えて来ましたが、法要と絡めたイベントを行う龍岸寺は、多分お寺の中の最先端。釈迦モーニングや冥土喫茶、ネーミングセンスにも脱帽です。

来年の超十夜祭は多分、もっと混沌とした仏教イベントになるのでは?と期待が高まります。

 

龍岸寺は京都駅から京都水族館へ徒歩で向かう道沿いにあります。イベント時以外は境内に入ることは出来ないと思いますが、その掲示板だけでも是非ご覧ください。

涼と限定スイーツを求め、梅小路公園の京都水族館へ
学校から持ち帰ったプリントの片隅に載っていた金魚鉢のスイーツ。小さな小さな写真に一目惚れした娘さんと一緒に、京都水族館へ出向いてまいりました。期間限定+なくなり次第終了のこの金魚鉢のスイーツ。インスタ映えすること間違いなしです。お子様連れの寺社巡りの休憩がてら立ち寄るのはいかがでしょうか?

 

コメント

Translate »