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大豊神社 哲学の道から数分で辿り着く、狛ねずみがいる神社

椿ヶ峰山麓に抱かれた 大豊神社へ

 

哲学の道から大豊神社への入り口

 

哲学の道を歩いていると、大豊橋という橋があります。この橋から山側へ向かうと、大豊神社に辿り着きます。大豊神社は比叡山から稲荷山まで連なる、東山三十六峰の内の一つ、椿ケ峯を御神体とした山霊崇拝が起源の神社です。

 

大豊神社京都市設置の駒札

 

大豊神社参道

 

なだらかな参道を歩いて行きます。哲学の道からずっと石畳が整備されているため、山に向かっていますが歩きやすい参道です。

 

大豊神社参道沿いの狛犬

 

参道入り口の狛犬と参道途中の狛犬。途中にいる狛犬はなんともユーモラスな表情でした。

 

大豊神社手水舎

手水舎には『椿ヶ峰の御神水』と書かれていました。水量豊富で、とても冷たい水でした。

由緒書きによると、椿ヶ峰より流れる水は天の真清水として身も心も洗い清める「御神水」だそうです。

また、椿ヶ峰らしく、椿の枝が添えられていたのは御神職の計らいでしょう、とても粋なあしらいでした。

 

 

 

大豊神社 境内へ

 

大豊神社神事

 

この日(5/4)は大豊神社の還幸祭の日で、氏子の方々が所狭しと集い、男衆が御神輿を大きく揺らしていました。

 

神幸祭は「神の御幸」の意味で、広義には御幸の全体を、狭義には神社から御旅所などの目的地までの往路の過程を指す。後者の場合は目的地から神社までの復路の過程に還幸祭(かんこうさい)という言葉を用いる。

出典:wikipedia-神幸祭

 

御旅所や磐座などに向かって神事を行った神様が氏子町内各地を神輿に乗って回り御祈祷をし、最後に御霊を神社に御戻しする式典の、帰り道の部分のこととでも言いましょうか?
大豊神社の還幸祭は、御神輿だけではなく神馬や剣鉾も練り歩いていて、非常に賑やかな還幸祭でした。ちなみに、大豊神社の神様が本殿を出発する神幸祭は4/29です。

祭礼の日時を知らずに伺った寺社で祭礼に出逢うと、出迎えられているようで嬉しくなります(写真は圧倒的に撮れなくなります)。

 

大豊神社本殿

 

お祭りが終わり、地元の方々が解散して帰るのを待ち、本殿へご挨拶。

本殿に祀られているのは、少彦名命様、応神天皇、菅原道真公です。

 

本殿横の大国主社

 

大豊神社大国社

 

 

少彦名命様と言えば、忘れては行けないのが大国主様。本殿横の境内社にいらっしゃいます。そして、この大国主社の前に居るのが、狛ねずみ。小さく口を開けた右側の狛ねずみは巻物を、左手の狛ねずみは水玉と言われる酒器を持っています。薬効や豊穣を示すそうですが、薬師如来様の薬壷のような感じでしょうか?少し苔むしていますが、歴史を感じさせるものではありません。

 

大豊神社狛ねずみ

 

この大国主社と本殿の間には、稲荷社があります。

 

ねずみだけじゃない、大豊神社

 

大豊神社狛猿

 

 

愛宕神社を守る『狛鳶(トビ)』と、日吉社を守る狛猿。愛宕神社は猪が神の使いだった気がしますが、眷京都市最高峰の霊山と言われる程崇拝された愛宕神社の神様を祀った愛宕社です、属が一種類とは限らない、ということなのでしょう。日吉社と愛宕社は本殿の左手に横並びに祀られているため対とはなっておらず、鳶と猿が一体ずつです。そして、唐突に現れるのが、狛巳です。蛇のようにピカピカ。守りの役目を果たしているのかどうかは、置かれた位置を見る限り、微妙です…。

 

大豊神社拝殿など

他にも本殿前に狛犬、稲荷社前にお狐様が鎮座していらっしゃいます。

 

大豊神社の絵馬社

 

 

大豊神社絵馬舎

 

大豊神社

 

大豊神社自体が現在はこじんまりとした神社なので、絵馬社も比較的小さめです。ですが、しっかり絵馬が掲げられた上、中には布袋様と干支の置物と思われるネズミ、白虎などが鎮座していました。お祭りだからなのか、通常も飾られているのかはわかりませんが、お行儀よく並んでいる様子は、『カワイイ』の一言です。

椿ヶ峰は椿の名所

 

 

大豊神社の花々

 

大豊神社は山に囲まれて山と一体となってしまいそうな神社です。山霊崇拝の考えから行けば、それが相応しいというか正しいんだろうな、と、そんな気持ちになって来ます。

境内や周囲には多くの椿の木があり、それぞれに品種名が書かれた札が掛けられていました。今回は訪れたのが5月だったので椿はあまり咲いておらず、きれいに見えたのは、この一種類だけ。

本殿後ろの紅枝垂梅と枝垂桜も有名な大豊神社。手が加えられていない自然な木々に囲まれた神社でした。参道の小手鞠もきれいに咲き誇っていました。

 

大豊神社 御朱印

 

大豊神社 御朱印

 

由緒書きによると、平安時代の古地図にその名があるという、大豊神社。社紋が扇である大豊神社の御朱印は、豪華絢爛に飾られた扇でした。

 

大豊神社 概要

 

名称大豊神社
(おおとよじんじゃ)
創建仁和3年(887)(社伝)
主祭神少彦名命様 応神天皇 菅原道真公
境内社/摂社・末社日吉社 愛宕社 美田稲荷社 大国社
主な御神徳治病健康 福徳長寿 身も心も洗い清める『御神水』
所在地京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町官有地
最寄りの公共交通機関京都市営バス「東天王町」バス停→徒歩10分
京都市営バス「宮ノ前町」バス停→徒歩5分

 

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