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熊野神社衣笠分社 住宅街のモダンな社殿。

熊野神社衣笠分社 概要

名称 熊野神社衣笠分社
(くまのじんじゃきぬがさぶんしゃ)
建立 1983年
主祭神 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
天照大神
速玉男尊(はやたまのをのみこと)
事解男尊(ことさかのをのみこと)
境内社/摂社・末社
主なご利益 縁結び 安産 病気平癒
所在地 京都市北区小松原北町135
最寄りの公共交通機関 京都市営バス 衣笠校前バス → 徒歩5分

熊野神社衣笠分社がこの地に祀られたのは、最近のこと

熊野神社衣笠分社は名前からもわかる通り、左京区にある京都三熊野の中で一番古いと言われている熊野神社の分社です。

当熊野神社衣笠分社の鎮座地には、朝廷に仕えた典薬医の屋敷がありました。彼は孝明・明治・大正の三天皇の診療に携わり、晩年は京都に戻り漢方医院を開業しました。熊野神社を崇敬すること殊の外篤く、没後にその屋敷地の寄進を受け社殿を設けて、この地でも熊野大神をお祀りしています。

出典:西大路七福社ご利益めぐり-熊野神社衣笠分社(サイトが閉鎖されました。)

左京区の熊野神社が創建されたのは811年(弘仁2年)ですが、衣笠分社が建てられたのは1983年(昭和58年)と、つい最近のことです。

熊野神社 京都三熊野最古参
京都三熊野最古参の熊野神社。熊野神社前というバス停がある程、公共交通機関で伺いやすい神社です。他の神社に向かう途中、乗り換えの合間にフラりと立ち寄っています。

熊野神社衣笠分社の社殿は住宅街に溶け込む

 

京都市北区にある熊野神社衣笠分社は、『神社といえば鳥居があって狛犬さんがいて〜』という、私の中の「神社」の概念を改めるキッカケとなった神社です。熊野神社衣笠分社は住宅街の中に溶け込むコンクリート造りです。コンクリート造りでも、千木がしっかり載っています。瓦は使われていませんが、鬼瓦は置かれていて、八咫烏をはっきり見ることができます。

写真が上手に撮れないのはいつものことですが、手前に階段があり、一段高い所に祀られている形になっています。そして、階段の右側にはデザインを邪魔しない手水鉢が用意されています。

熊野神社 衣笠分社 20190114

熊野神社 衣笠分社 20190114

熊野神社 衣笠分社 手水鉢 20190114

熊野神社 衣笠分社 手水鉢 20190114

熊野神社衣笠分社 階段の上へ

お詣りのため、階段を上がると正面の石段の上に本殿と呼んでいいか悩む本殿があります。手前のお賽銭箱にもしっかりと八咫烏、さすが熊野神社という感じです。そして両横に榊、手前に灯明が置かれています。鳥居や狛犬は見当たらないものの、シンプルに必要なものが置かれている、という印象を受けます。コンクリート打ちっ放しの建物の中ですが、このように祀られると違和感がない気がします。

そして、階段を上がって右手におみくじの自販機です。

熊野神社衣笠分所 20190114

熊野神社衣笠分所 20190114

熊野神社衣笠分所 お守り等見本とおみくじ自販機

熊野神社衣笠分所 お守り等見本とおみくじ自販機

熊野神社衣笠分社 御朱印

熊野神社衣笠分社で頂いた御朱印。伺ったこの日は社殿の左手のドアが開けられていて、すぐにいただくことが出来ました。直書きで頂いたのですが、左京区の熊野神社と同じ配置、同じ間紙が使われていて、唯一違うのは横に「衣笠」の文字が入れられていることくらいでしょうか?「あぁ、分社だなぁ」という印象を受けました。

今はまだ、建立後何十年でしかないこの熊野神社衣笠分社。これから先、100年、200年と時代を作っていくと思うと、新たな楽しみがあるなぁと思うのです。

<京都半日散策>西大路七福社ご利益めぐり 2019年亥の年。
京都市右京区の西院駅周辺に用事があったこの日、正午過ぎには用事も終わり、時間が余ってしまいました。そこで、思い立ったが吉日!とばかりに、西大路七福社ご利益めぐりをして来ました。一度お詣りした神社さんに関しては本殿のみのお詣りにしました。どれくらい時間がかかったのか?を検証して見たいと思います。所用時間の目処を立てると、気軽に参加できませんか?

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