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撮影禁止拝観不可等新たなルールが追加されていることがあります。

満足稲荷神社 秀吉公が満足したご加護をいただきに。

満足稲荷神社 概要

名称 満足稲荷神社
(まんぞくいなりじんじゃ)
創建 文禄年間
主祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
境内社/摂社・末社 天照大御神 大国主大神 猿田彦大神
主なご利益 商売繁盛 病気平癒 出世開運
所在地 京都市左京区東大路仁王門下ル東門前町527-1
最寄りの公共交通機関 京都市営バス 東山仁王門 → 徒歩すぐ
京都市営地下鉄 東西線 → 徒歩約5分

伏見桃山城から東山三条へ移って来たお稲荷さん。

京都市左京区にある満足稲荷神社。東大路通沿いにあるため、通り掛かりに見たりバスから見かけたりという人も多い神社だと思います。ただの稲荷神社ではなく、「満足」と冠がついたお稲荷様。「満足」と言ったのは、豊臣秀吉公と言われています。

創建の由来は、豊臣秀吉が文禄の役(1592年)の戦勝を稲荷大神に祈願したところ、霊験が著しかったことから伏見城の守護神として稲荷社を祀ったのが始まりと伝える。社名は秀吉が稲荷大神の霊験に「満足」したことが由来だとされる。

出典:wikipedia-満足稲荷神社

今回の参拝は、本殿正面の南側の鳥居から。この南側の鳥居も東大路通からすぐです。

満足稲荷神社 南側正面鳥居 20210411

満足稲荷神社 南側正面鳥居 20210411

鳥居の横の御祈祷と御神徳の案内。年季が感じられる見た目。書かれている内容は現地でご確認いただければと思いますが、なかなかに重厚感のある文面です。

満足稲荷神社 御神徳 20210411

満足稲荷神社 御神徳 20210411

満足稲荷神社 鳥居の中へ。

境内に入るとすぐ左手に立派な神馬の像。結構大きな石の上に居らっしゃるので、隅の方とは言え、目立ちます。

満足稲荷神社 神馬 20210411

満足稲荷神社 神馬 20210411

コロナ禍のため、水は滴っているものの手水は使用不可の状態。

満足稲荷神社 手水 20210411

満足稲荷神社 手水 20210411

朱塗りの鳥居(写真なし)の下辺りから。立派な舞殿の前にも狛狐さん。舞殿の真ん中には干支の描かれた絵馬が置かれていました。

満足稲荷神社 舞殿 20210411

満足稲荷神社 舞殿 20210411

そんなに大きな舞殿ではありませんが、覗き込んだ天井は、見事な折り上げ格天井。満足稲荷神社を崇敬する方々の思いの強さを感じます。

満足稲荷神社 舞殿 20210411

満足稲荷神社 舞殿 20210411

満足稲荷神社 本殿と末社へお詣り。

舞殿奥の本殿。秀吉公所縁だからでしょうか?豪華な雰囲気溢れる本殿となっています。唐破風の上には拝殿の棟、その奥に本殿の棟と思わしきものが見受けられます。本殿に祀られているのは、当然ですが、倉稲魂大神。こちらの倉稲魂大神が秀吉公を満足させたお稲荷様です。秀吉公といえば立身出世や天下統一のイメージが強いですが、天下統一により戦国の世を終わらせた人、ということも出来ます。境内の雰囲気は非常に強く濃い感じなので開運や立身出世は勿論ですが、平和への願いも聞いていただけそうな気がしました。

満足稲荷神社 本殿 20210411

満足稲荷神社 本殿 20210411

本殿前から東へ続く石畳の上を歩き、社務所から続く建物を曲がるとすぐ末社があります。少し奥まっているので見落としがちですが、こちらには天照大御神様、大国主大神様、猿田彦大神様が祀られています。日本の神様の中でも群を抜いて有名な方々ですので、忘れることなくお詣りしたいところ。またこの末社の前には藤棚があるので、季節によっては立派な藤の花が見られるかもしれません。

満足稲荷神社 境内社 20210411

満足稲荷神社 境内社 20210411

満足稲荷神社 境内社 20210411

満足稲荷神社 境内社 20210411

岩神さんと御神木のもちの木。

岩神さんともちの木。岩神「さま」ではなく「さん」と記載したのは、現地で岩神「さん」と書かれていたため。満足稲荷神社の岩神さんは身近なのかもしれません。岩神さんを正面から撮影するのはなんとなく気が引けたため、避けるように狛狐を撮影。上手く満足稲荷神社の旧跡を示す石柱も映り込みました

満足稲荷神社 境内 20210411

満足稲荷神社 境内 20210411

満足稲荷神社 境内 20210411

満足稲荷神社 境内 20210411

耳が丸い狛狐さんは珍しいなぁ…と現地では思っていましたが、こちらの狛狐さん、コン吉ツネ松と名付けられ可愛がられている狛狐さんの二代目のようです。

横から見るとこんな感じ。岩上さんのご利益はしっかりと説明されているので、安心してお詣り出来ます。

満足稲荷神社 境内 御神木と岩神様 20210411

満足稲荷神社 境内 御神木と岩神様 20210411

大きすぎて写しきれなかった御神木。境内の西側、東大路通沿いに立っている為、バスの中からや通り掛かりでも見ることが出来ます。

満足稲荷神社 御神木もちの木 20210411

満足稲荷神社 御神木もちの木 20210411

東大路通沿いの二の鳥居から入った所にいらっしゃる狛狐さん。公式サイトによると満足稲荷神社には6組の狛狐さんがいらっしゃるそうです。

満足稲荷神社 境内 20210411

満足稲荷神社 境内 20210411

玉垣に掲示されていた年中行事と由緒要略。年中行事もコロナ禍ではあくまでも予定になってしまいますが、参考に。

満足稲荷神社 由緒 20210411

満足稲荷神社 由緒 20210411

東大路通沿いの二の鳥居から境内を出て、今回の参拝は終了です。西を走る東大路通は循環バスも通る大きな通りなので、二の鳥居の撮影はこの角度のみ。実はこれ、バス停でバス待ちをしている最中に撮った写真です。満足稲荷神社は本当にバス停からすぐなので、迷うことなく辿り着けると思います。

満足稲荷神社 西側鳥居 20210411

満足稲荷神社 西側鳥居 20210411

東大路通沿いの玉垣に掲げられた看板。何の知識がなくても立ち寄りたくなる内容になっているのではないでしょうか?

満足稲荷神社 御祭神 20210411

満足稲荷神社 御祭神 20210411

満足稲荷神社 由緒看板 20210411

満足稲荷神社 由緒看板 20210411

満足稲荷神社 御朱印

通常の御朱印と疫病退散と書かれた御朱印符。授与所には御朱印帳や幟、日本手拭いなど、魅力的な授与品が多く置かれていました。日本手拭いが本当に魅力的だったのですが、あちこちで求めすぎている為に今回は我慢しました。

満足稲荷神社 御朱印 20210411

満足稲荷神社 御朱印 20210411

2021年8月現在、黄色の御朱印符は満足稲荷神社の公式WEBSTOREでも頂くことができます。

御朱印を書いていただいている間何か感じるな…と思い後ろを見たら、そこには狸。お稲荷さんでまさかのたぬき。肩身が狭いのでしょうか?隠れるように佇んでいました。見かけた方は是非「大丈夫だよ」と声をかけてあげてください。

満足稲荷神社 境内 20210411

満足稲荷神社 境内 20210411

京都は秀吉公が都市整備をした関係で秀吉公所縁の神社仏閣が多くあります。その中には秀吉公を神として祀る神社も。秀吉公所縁の地巡りをするのも開運に繋がるかもしれませんね。

豊国神社 神様になった秀吉公と豪華な唐門と。
京都市東山区にある豊国神社。名前の通り、豊臣秀吉公を主祭神とする神社です。秀吉公と言えば天下統一を成し遂げた超有名な人物。この豊国神社がある一帯は、秀吉公が立てた「京の大仏」の跡地というとても縁が深い場所です。過去の写真・御朱印と2021年の写真・御朱印を掲載。※今は授与できない御朱印も掲載しています。
新日吉神宮(いまひえじんぐう) 東山七条で静かに秀吉公を祀り続けた神社
寺社がギュッと集まった東山七条にある、新日吉神宮(いまひえじんぐう)。人気観光エリアですが、阿弥陀ヶ峰の麓は観光する人も少なく、ゆっくりとお詣りすることができました。境内社の御朱印まで揃えられているので、御朱印好きさんにもおすすめです。
豊国廟 豊国神社境外地 秀吉公が眠る阿弥陀ヶ峰へ。
実は以前、go※※leのルート案内で全く違う道を案内されたことがあり、参拝しそびれていた豊国廟。階段数のこともあり、足が向かないままでした。流れてきたtweetを見て、覚悟を決めて伺って参りました。限定御朱印は、秀吉公の祥月の8月と旧暦に合わせた9月だけ限定の御朱印です。【2021年3月17日再訪、御朱印追加しています。】
方広寺 <2021年京の冬の旅> 京の大仏と豊臣家の滅亡と
京都市東山区にある方広寺。方広寺にはかつて「京の大仏」と呼ばれた大仏があったそうです。また豊臣秀吉縁の地の方広寺には豊臣家が滅びるキッカケとなったあの梵鐘が今でも残されています。「2021年 京の冬の旅」で公開されたタイミングで伺ってまいりました。

徒歩圏内には、大将軍神社東三條社も。大将軍神社東三條社は東山区ですが、数分で辿り着けます。

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