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七条えんま堂-十王の揃った、正法寺 七条別院-

七条えんま堂 概要

名称 七条えんま堂
正法寺 七条別院
山号
御本尊 木造不動明王立像 脇侍/安置仏 木造十王坐像十一躯,賓頭盧尊
開基 宗派 真言宗東寺派
札所
所在地 京都市下京区西七条南西野町3
最寄りの公共交通機関
拝観時間等 拝観料(通常)

商店街に並ぶ七条えんま堂

京都市下京区にある七条えんま堂。七条えんま堂は七条商店街の南側の並びの中に溶け込み、静かにそこに建っています。意識していないと通り過ぎそうになることがあるほど。

七条えんま堂 20221015
七条えんま堂 20221015

七条えんま堂は京都市西京区にある正法寺の七条別院ということで、私が伺った数回はいつも無人でしたが、日中は戸が開けられており、お詣りすることが出来ます。

七条えんま堂 20221015
七条えんま堂 20221015

中に入ると、ガラスサッシの向こうから御本尊の不動明王、閻魔様、両脇に十王様たちがこちらを向いて鎮座されていて、その場で確認できるように簡単な説明もされていました。閻魔様=大きいという印象があったのですが、こちらの閻魔像は駒札によると44cmとのこと。どちらかというと仏像としては小さめなのではないでしょうか?ところで十王ってご存知でしたか?

人間を初めとする全ての衆生は、よほどの善人やよほどの悪人でない限り、没後に中陰と呼ばれる存在となり、初七日 – 七七日(四十九日)及び百か日、一周忌、三回忌には、順次十王の裁きを受けることとなる、という信仰である。

生前に十王を祀れば、死して後の罪を軽減してもらえるという信仰もあり、それを「預修」と呼んでいた。十王は死者の罪の多寡に鑑み、地獄へ送ったり、六道への輪廻を司るなどの職掌を持つため、畏怖の対象となった。

出典:wikipedia-十王-

今回十王像が揃っているところへの参拝は初めてでした。京都には閻魔様で有名なお寺は何軒かありますが、揃っているところは少ないのではないでしょうか?少なくとも私が過去に参拝したところでは聞いたことがないです。

七条えんま堂 駒札 20221015
七条えんま堂 駒札 20221015

ということで、この日はサラッとお詣りをし、堂内にあった正法寺さんによる七条えんま堂の説明とちょうど西大路七条の七条商店街のお祭りの前だったために置かれていたフライヤーをいただいて終了。御朱印はご住職がいらっしゃっている時か正法寺さんにていただける旨が書かれていました。

2022年に行われた七条えんま堂まつり フライヤー
2022年に行われた七条えんま堂まつり フライヤー

七条えんま堂でいただいた御朱印

さて。通りがかりにお詣りをした2023年5月31日。お堂の中に書置きの御朱印が用意されていました。各1枚300円。お賽銭箱に代金を納め頂いてまいりました。筆ペンも用意されていて、日付を記入出来るように配慮されていましたが、字が汚い私は割愛です。七条えんま堂では正法寺のご住職によりほぼ毎月28日に北向不動尊の護摩供が行われているので、そのタイミングで用意されているのかな?と思ったり。

七条えんま堂 御朱印
七条えんま堂 御朱印

そういえば他でも京都市南区の長増寺さんや伏見区の北向山不動院でも北を向いているお不動様にはお会いしているなぁ…市内に何箇所くらいあるのかしら?と思いながら帰宅です。

京都のえんま様

いつか来るその日に備えて、閻魔様巡りをしてゴマをすっておくのも良いかもしれません。

私はまだ未参拝ですが、千本閻魔堂も有名ですね。そのうち伺いたいと思います。

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