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長建寺 あのお寺の塔頭だった、現世御利益、願いごとの寺

長建寺 概要

 

名称長建寺(ちょうけんじ)
(辨財天長建寺)
山号東光山
御本尊八臂(はっぴ)弁財天脇侍/安置仏裸形弁財天/宇賀神将
開基建部内匠頭政宇(伏見奉行)宗派真言宗醍醐派
所在地京都市伏見区東柳町511
最寄りの公共交通機関京阪電鉄 中書島駅 北口→徒歩3分
拝観時間等9:00~16:00(16:30)本尊特別公開元旦〜15日間御開帳(要確認)

 

伏見五福めぐりの1つ、長建寺

 

京都市伏見区にある、長建寺(ちょうけんじ)。伏見五福めぐり期間中はご本尊の公開中ということで、いそいそと出かけて参りました。

 

5つの神社・仏閣(藤森神社,大黒寺,御香宮神社,長建寺,乃木神社)を全てめぐり授印してもらうと記念品(平成16年は申の土鈴)がもらえます。

出典:洛南保勝会

 

伺ったのは、1月13日(土)。この門に2018年の伏見五福めぐりの色紙(¥1,000-)は、1月10日の時点で全ての寺社で完売、と張り出されていました。

 

珍しい、中国風竜宮門の山門

 

山門は珍しい中国風の竜宮門。黒と赤茶が綺麗な門です。裏手に回ると、門の説明書きがされていました。説明を読んで改めて門を見ると、確かに棰(たるき)は放射線状に伸び、瓦も確かに小さく見えました。和風の門のような彫刻や蟇股はありませんが、色使いや暖簾(?)など、落ち着きと華やかさのある門です。

ちなみにこの辺り、昔は中書島遊郭があった辺りとか。山門や塀が黒と赤茶の意味はわかりませんが、色使いと言い異国情緒と言い、周囲の遊郭にも馴染んでいたのでは?と思います。

 

長建寺

長建寺

長建寺

 

あのお寺の塔頭を移した、長建寺

 

京都市設置のこま札は、この門の横、少し高めに設置されています。なんと、長建寺は中書島開拓の際に当時、伏見の大亀谷にあった即成院(そくじょういん)の塔頭 多聞院をこの地に移したことから始まったことから始まったと書かれていました。

 

即成院 様々な楽器を持った、等身大の仏様の楽団。
御寺泉涌寺(みてらせんにゅうじ)総門横にある、泉涌寺塔頭の即成院(そくじょういん)。阿弥陀如来様と25体の菩薩様がそれぞれ楽器を持って笑顔で佇み、極楽浄土へのお迎えの瞬間を表しています。本堂の奥には那須与一のお墓も。

 

即成院と言えば今は泉涌寺の塔頭の1つで、現世でも極楽、来世でも極楽、仏様の楽団が西方の極楽浄土へ導く様子が再現されたお寺。思わぬ繋がりに驚きでした。

 

長建寺 こま札

 

長建寺は至る所に看板有り。

 

山門横、境内に入りすぐに地蔵菩薩様、飛龍大権現様、摩利支尊天様、梵鐘+おみくじと続きます。こちら、全てに説明やご住職からの一言が書かれています。

例えば、飛龍大権現様には「どんなに苦しいことがあっても、権現様に願いをかけて成功させよう」などと書かれていました。
対照的に摩利支尊天様には「「勝利の神」として武士社会の守護神として戦国武将が祈願した」などなど。長建寺ではこのような言葉があらゆる所に書かれているため、説明などが受けられない状態でも、楽しんだり学んだりしながら見て廻ることが出来ます。

 

長建寺

長建寺

長建寺

 

本殿前にはびんづる様が鎮座されていました。こちらのびんづる様、白目と黒目が塗られていたため、他でお会いしたびんづる様よりも迫力がありました。今回は手に持たれた宝珠を撫で撫で。寒空の中、本当にご苦労様なことです。

ご本尊の公開中とのことでしたが、お堂に上がって良いものかどうかわからなかったため、外からそっとお詣り。外から見た感じでは多分、御本尊は大きなものではないのでしょう。

 

長建寺

 

閼伽水

 

本堂の前の手水に、閼伽水という説明がありました。

 

閼伽(あか)は、仏教において仏前などに供養される水のことで六種供養のひとつ。

出典:wikipedia-閼伽(あか)

 

閼伽井は過去に東寺の灌頂院と大悲山峰定寺で見たことがありましたが、閼伽水は初でした。

 

大悲山 峰定寺 守り続けられる修験道の修行場
京都市左京区にある、峰定寺。左京区と言っても、そこは落人の隠れ里「鞍馬の奥」です。こんな山奥に重要文化財の舞台懸崖造りの本堂が隠れています。12月〜3月の閉山期直前、ギリギリのタイミングで2回目の拝観が叶いました。

 

伏見は名水が多い地で、長建寺の井戸のお水も酒どころ伏見の名水と同じ水源だそうで、こちらの長建寺の弁天様にもお供えしているお水だそうです。

閼伽水を受けるのは、即成院にあったものを移したという手洗石。ちょうど鳩がお水を啄みに来ていました。

 

長建寺

長建寺

 

長建寺 境内の様子

 

境内はそんなに広くはありませんが、多くの種類の桜が植えられていて、桜の名所となっています。木には桜の品種が書かれているので、桜の季節にじっくり参拝するのが一番かもしれません。

境内で一番大きく場所を取っていたのが、護摩焚きの為の場所。真言宗醍醐派の修験道場である長建寺で行われるのは柴灯護摩という護摩焚きです。境内に大きく「柴灯護摩について」という説明がなされているので、じっくり読んでみると醍醐派独自の柴灯護摩のことが少しだけわかるかと思います。

この柴灯護摩が行われるのは、厄除開運不動明様や水弁天様、聖宝尊師理源大師様などが祀られている社の前です。

 

長建寺

 

長建寺の弁天祭に行ってきました。
お正月に初めて訪れた長建寺。その時に知った、柴燈大護摩供を拝見したくて指折り数え、待ちに待った弁天祭に行ってまいりました。修行を重ねた方々による荘厳な雰囲気の中粛々と行われる柴燈大護摩供と常に姿を変える炎。やっぱり護摩焚きだけは実際に見なければ…と思わされるお祭りでした。

 

長建寺

 

境内の端には福富稲荷様。福富とはなんと素晴らしいお名前でしょう!と喜び勇んでお詣り。福徳稲荷の前には、大きなイチョウの木があったので、正面から撮影出来ませんでした。このイチョウの木を見上げたところ、1月でもまだ銀杏を落とし切っていませんでした。

 

長建寺

 

そして、マリア燈篭。隠れキリシタンの人たちを支えたのであろう、小さな燈篭です。

境内にキリスト教のマリア様を受け入れる、長建寺の懐の深さを感じます。宗教や教えは違えど、信仰する、という人の思いに違いはありません。小さいですが見る価値のある、歴史的な燈篭の一つだと思いました。

 

長建寺

 

長建寺

※裏戸の横の古いこま札。外に廻らないと見られませんが、書かれていることは山門横とほぼ一緒。

 

京都市設置のこま札にも書かれている有名なお守りは、「宝貝御守」、俗に言う女陰銭です。御利益は大きそうでしたが、今はあちこちのお守りを持っている為、辞退しました。もう少しオトナになったら、拝受したいと思います。
多聞院を移したということは、多聞天様は居ないのかしら?という謎だけが残った、長建寺。桜の頃に伺いたいお寺の一つになりました。

 

長建寺 御朱印

 

長建寺の御朱印は、閼伽水の前に設置された台に書き置きの状態で置かれています。台に穴が空いているので、そちらに300円を入れる、セルフ方式。お金を重ねて入れると綺麗に挟まる幅なので、ご注意ください!

 

長建寺

 

 

ちなみに20年以上京都市内に住んでいて、初の中書島駅下車だった今回。碁盤の目じゃない所は迷子になる私。やっぱり迷子になって、google先生に誘導していただいて到着しました。
中書島駅北口を出てすぐ3方向に別れている道の、駅に一番近い、手前の道を進んでください!

長建寺へのお詣り、私は他の寺社も一緒に廻りました。参考にどうぞ。

伏見五福めぐりに出向いたはずが…-例えばこんな、伏見散策-【2018年4月1日、追記】
伏見五福めぐりに出向いたはずが一足遅く、色紙の販売が終了していました。気を取り直して、鳥羽・伏見の戦いの中心地を伏見散策。『「今日の冬の旅」非公開文化財特別公開』期間中だったこともあり、薩摩藩色の濃い、半日の伏見巡り。2018年4月1日、桜を求めて再訪しました。

 

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