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安祥寺 2019年春 奉祝 天皇陛下御即位「春期京都非公開文化財特別公開」へ。

安祥寺 概要

名称安祥寺
(あんしょうじ)
山号/院号吉祥山/寶塔院
御本尊木造十一面観音脇侍/安置仏(本堂)四天王
開山恵運宗派高野山真言宗
所在地京都府京都市山科区御陵平林町22
最寄りの公共交通機関JR/京阪線山科駅 → 徒歩約15分
拝観時間等非公開拝観料(通常)非公開
2019年 春の京都非公開文化財特別公開(安祥寺)
開催期間
拝観受付時間
4月26日〜5月10日
9:00~16:00
拝観料大人 800円
中高生 400円

 

旧東海道から安祥寺へ

 

京都市山科区を東西に走る、旧東海道。旧東海道沿いに吉祥山安祥寺の石柱があります。今回訪れたのは、吉祥山寶塔院安祥寺(きっしょうざんほうとういんあんしょうじ)。通常非公開のお寺ですが、2019年春の京都非公開文化財特別公開で公開されました。

旧東海道沿い 安祥寺の石柱

旧東海道沿い 安祥寺の石柱

 

旧東海道沿いから安祥寺に向かう途中、琵琶湖疏水を渡ります。住宅街を抜け、琵琶湖疏水に架けられた安祥寺橋が見えてきたら、安祥寺はすぐそこです。この辺りは琵琶湖疏水沿いに桜が植えられており、桜の季節には多くの人が訪れます。GW中のこの日は、とても鮮やかな緑に囲まれ、この先に特別公開の寺院があるとは思えないほどの静けさ。特別公開とは言え、街中の寺社や観光寺院とは違う雰囲気です。

安祥寺橋から見た琵琶湖疏水

安祥寺橋から見た琵琶湖疏水

 

安祥寺 境内へ。

 

旧東海道から道なりに真っ直ぐ進み、辿り着いた境内。山門に迎えられるものと思っていたのですが、意外にも門扉は鉄柵、周囲はひし形の金網で囲われていました。境内に入ってすぐ、左側に駒札があるのですが、安祥寺が栄えたのは平安時代と書かれています。安祥寺が栄えた後の紆余曲折や非公開であるという現状、鏡山の麓という立地条件などを鑑みるに、ひし形の金網で囲うのが一番お寺を守ることができるのかもしれません。

安祥寺入り口

安祥寺 入り口

安祥寺 駒札

安祥寺 駒札

 

入り口の鉄扉と駒札の間には、庫裏と思われる建物と洪鐘がありました。庫裏の一段高いところに机が置かれ、御住職が直書きで御朱印の対応をされていました。その手前には今回の公開対象の鐘楼、洪鐘の撮影は割愛しました。洪鐘は京都府指定文化財として公開され、説明がされてていました。その説明によると、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に差し出したものが間違えて戻され違うお寺の鐘が返ってきた、とのこと。間違えたことも驚きですが、そのまま安祥寺で現在まで残されていることにも驚きです。

安祥寺御朱印待ちの列

安祥寺 御朱印待ちの列

 

御朱印待ちの列と梵鐘を眺めた後、まずは門から真っ直ぐ続く道の先、一段高くなった本堂へ。

安祥寺 本堂

安祥寺 本堂

 

安祥寺の本堂。本堂の鰐口は響きが良く、境内にいる間、何度もその音を耳にしました。靴を脱ぎ、ビニール袋をお借りして参拝です。本堂内には特別公開の対象となっている御本尊の十一面観音立像と四天王像が祀られており、説明を聞くことが出来ました。

2019年 春の京都非公開文化財特別公開(安祥寺)で聞いてきたこと
-本堂内での説明-
・文徳天皇の母の藤原順子の発願により恵運により建てられた。
・御本尊の十一面観音立像はカヤ材の一木造り、奈良時代後期に作られたもの。
・十一面観音菩薩の目には水晶が入れられた玉眼となっている。
・御本尊の両脇の四天王立像も一木造りのもの。
・焼失した多宝塔に祀られてい木造五智如来坐像。京都国立博物館に寄託されていたため焼失を免れた。この木造五智如来坐像は令和元年、国宝に認定されることとなった。
・東寺の観智院に祀られている五大虚空蔵菩薩像は元は安祥寺に祀られていたもので、開山の恵運が唐から請来したもの。

他にも四天王についてなど色々伺ったような気がするのですが、備え付けらしき厨子の中の御本尊の大きさ(252.1cm)と四天王の持ち物が新しいことなどに気を取られている内に、説明が終わってしまいました。厨子の中に納まった状態だった為、御本尊を真横から眺めることは出来ず終い。今回も十一面観音様の裏のお顔は拝顔できませんでした。

安祥寺 本堂

安祥寺 本堂

 

本堂で説明を聞き御本尊と四天王を間近で拝見した後は、案内に従い本堂の東にある地蔵堂へ。地蔵堂へ向かう途中には、焼失した多宝塔の跡へ向かう道がありました。残念ながら立ち入り禁止とのことで今回は遠目から眺めるだけ。

安祥寺境内 多宝塔跡

安祥寺境内 多宝塔跡

 

そのまま地蔵堂へ。地蔵堂は本堂の方(西)を向いて建っていました。地蔵堂には地蔵菩薩坐像が祀られ、彩色が多く残る花天井を拝見。説明を聞いたのですが、花天井を眺めている間に説明が終わっていました。確か寄木造だと言われていたような、曖昧な記憶…。

安祥寺 地蔵堂

安祥寺 地蔵堂

 

さらに案内に従い、太子堂へ。こちらは太子堂と言うだけあり、真ん中の弘法大師、開山の恵運などの肖像彫刻が5体、西を向いて祀られていました。恵運と宗意(だったと思います)は作られた当時の状態でその2体だけ古いという話でしたが、彩色の残り具合などから「塗り直しなどはしていないの?」という質問が飛び出していました。どうやら塗り直しに関する資料はない、とのこと。

安祥寺境内 太子堂

安祥寺境内 太子堂

 

本堂・地蔵堂・太子堂を拝見し、安祥寺の特別公開の拝観は終了です。太子堂から庫裏に向かう途中、弁天社と書かれた木札が貼り付けられたお社があったので、こちらにもお詣り。境内の中心に近い位置に祀られていました。

安祥寺 弁天社

安祥寺 弁天社

安祥寺境内 太子堂と弁天社

安祥寺境内 太子堂と弁天社

 

安祥寺で頂いた御朱印

 

庫裏に戻り御朱印の列に並ぶこと40分強。並んでいる間に他の方とお話されている内容が聞こえてきたのですが、書き置きの御朱印は既に全部出払った、とのこと。御朱印帳が無ければ並んで頂ければ書きます、と。ありがたいお心遣いです。

用意されていた2種類の御朱印の内、この日対応頂けた御朱印は1種類だけ。非公開である以上御朱印対応しない、という選択肢もあったかと思うのですが、ずっと途切れることなく並ぶ全ての人に直接書かれていたかと思うと、非常にありがたい御朱印となりました。

安祥寺の御朱印

安祥寺 御朱印

※御朱印は変更となる可能性があります。

 

もしまた拝観できるタイミングが訪れたならば再訪したい、安祥寺でした。

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