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日向大神宮 京の伊勢 京都からお伊勢さんを拝む遥拝所

日向大神宮、時が止まったかのような空間

 

おすすめする理由

・時代を越えて受け継がれる、伊勢への祈りの地であること

・タイムトラベルしたかのような、下宮の佇まい

・豊富な境内社を廻れば、多くの神様にご挨拶が出来る点

 

京都市営地下鉄 東西線の蹴上(けあげ)駅から東(山科方面)に向かって5分程歩くと、日向大神宮の入り口、一の鳥居が見えて来ます。

 

日向大神宮鳥居

 

そこは奥が見えない為にサラッと通り過ぎてしまうような入り口ですが、実はここから更に15分程歩くと、時が止まったかの様な空間の日向大神宮が控えているのです。

ここから入れるのは、徒歩の人だけ。自動車で向かわれる際は別ルートからになります。一の鳥居からお詣りしたい、という方は是非徒歩で参拝してください。

 

御所水道ポンプ室

 

明治時代に琵琶湖から京都に水を引いた琵琶湖疏水(びわこそすい)の新旧疎水の合流点に建つ御所水道ポンプ室をチラリと見ながら、ひたすら登って行きます。琵琶湖疏水は日本の近代遺産50選にも選ばれています。桜が両端に植えられたインクラインや南禅寺を通過する水路閣なども含め、琵琶湖疎水だけでも観光名所となっています。

 

日向大神宮

 

民家の横を通ったり、細い道を歩いて行きます。その道幅が広くなり、車が通れる幅になるとすぐに日向大神宮の境内社、神田神社の朱塗りの鳥居が見えて来ます。ここが日向大神宮です。

 

濃厚で静寂な空気が漂う、鳥居の中へ。

 

日向大神宮

 

神田神社前の手水舎前から。
この階段を上がると、空気が変わります。晩夏とも初秋とも言える時期でしたが、階段下でも生命力溢れた草木・空気の濃さに圧倒されます。(スズメバチ注意とも書かれていました。) 紅葉が多く、晩秋には色とりどりに色づくことが想像出来ます。

 

日向大神宮

 

階段を上がりきると、左手に拝殿と下宮、右手に社務所があります。内宮は木々に隠れて見えていません。この鳥居、金具の飾りが少し特徴的だと思いました。

 

日向大神宮祭神

 

 

拝殿に置かれた御祭神の説明書き。日向大神宮では内宮は「ないくう」ではなく「ないく」、外宮は「げくう」ではなく「げく」と呼びます。

内宮に天照大御神様と天照大御神様がスサノオの刀から生み出したと言われる宗像三女神

外宮には、天津彦火瓊々杵尊様(アマツヒコホニニギノミコト)天之御中主神様。

つまりは天照大御神様とその子(五男三女神のうち一男三女神)、そして宇宙そのものとも言われる天之御中主神様が祀られているのが、日向大神宮ということになります。

天之御中主神様は京都ではなかなかお目にかかれない印象がありますが、ここにいらっしゃいました!

 

『内宮・外宮』『本殿・奥の院』『本殿と境内神社』など、その敷地内に本殿のみではない場合、どちらから参拝したらいいのだろう?といつも考えてしまいますが、私は無視して素通りというのも気が引けるので基本的に近い所からお詣りしています。

 

日向大神宮 外宮

 

日向大神宮下宮

※外宮

日向大神宮下宮

※外宮正面から。

ココだけ見てしまうと、本当に時代がわからなくなりそうな外宮。必要以上に人の手が入れられていない山と茅葺きの屋根が重厚な雰囲気を作り出しています。

『神社の建築物を見た時に、屋根の上に乗せられた千木(ちぎ)と堅魚木(かつおぎ)を見ればそこに祀られているのが男神様か女神様かわかる』という話を、観光タクシーのドライバーをしている知人から聞いたことがありました。

 

祭神が男神の社は千木を外削ぎ(先端を地面に対して垂直に削る)に、女神の社は内削ぎ(水平に削る)にしており、他の神社でもこれに倣うことが多い。また鰹木の数は、奇数は陽数・偶数は陰数とされ、それぞれ男神・女神の社に見られる。

出典:wikipedeia千木・鰹木

 

日向大神宮の外宮には男神様が祀られていて、千木も縦割り(切った面が横に向いている状態)になっています。堅魚木の本数も御門は5本、外宮が7本と奇数です。

 

日向大神宮 内宮へ

 

日向大神宮勾玉池の橋

 

 

勾玉池を渡り、いよいよ内宮にお詣りです。勾玉池から先、草木の密度とともに空気の密度も更に上がる気がするのは、私だけでしょうか?

 

 

日向大神宮内宮

日向大神宮内宮

 

内宮の千木と堅魚木が上手く写真に収められませんでしたが、千木は横割り(切った面を上している状態)です。堅魚木は8本、偶数でした。

毎回写真に収めようと思いつつ結局上手く撮れないのですが、この内宮の後ろに一本、グルグルと捻れたような木があります。一度、地元の氏子の方々が清掃活動をされている時に伺ったことがあるのですが、『あの木は内宮のパワーで捻れてる』とお話されているのを耳にしたことがあります。その言葉に思わず頷いてしまうほど捻れているので、是非見てみてください。

そして、内宮の後ろの少し上の部分に鳥居があります。そこには辿り着くことが出来なかったので社務所の方にお伺いしたのですが、かつて遷宮した時に内宮があった場所なんだそうです。また遷宮することがあるかもしれないので禁足地にしています、とのお話でした。

 

日向大神宮の境内神社には、神様が大集合しています

 

     

 

日向大神宮の敷地内には境内神社が多くあります。山肌にある所も多いので、足下や行く手を遮るクモの巣に注意しながら歩いてください。
それぞれの境内神社は合祀されている場合もありますが、それぞれに神社の名前が記してあるので、何かお願いごとがあって特定の神様にお願いしたい場合でも、わかりやすくなっています。

 

境内神社一覧

 

境内神社が非常に多いので、公式サイトを参考にまとめてみました。

上ノ別宮~内宮の御門内のため、見ることは出来ません~
荒祭宮月読尊 高皇産霊神 栲幡千千姫=万幡豊秋津師比売
下ノ別宮
高宮天忍穂耳尊
多賀神社伊弉諾尊 伊弉冉尊
春日神社天児屋命 武甕槌命 経津主命 天太玉命
五行神社木火土金水の神
別宮
福土神社大国主命 彦火火出見尊=山幸彦 ウ草葺不合尊 ※ウの字が漢字に変換出来ないので、日向大神宮の公式サイトでご確認ください。 神日本磐余彦尊=神武天皇
山城国最初第一
恵美須神社事代主神
天鈿女神社天鈿女命 大山祇神
天岩戸
戸隠神社天手力男命
朝日泉
御井(ミイ)神社水波能売神

 

猿田彦神社猿田彦命
花祭(カサイ)神社木花開耶姫
神田稲荷神社倉稲魂神 保食神
朝日天満宮菅原道真公 少彦名命
厳嶋神社弁財天
天龍龍神地龍龍神

 

また、境内神社を参拝する途中、山の中には胞衣(えな)所とよばれる胞衣塚があります。胞衣とはへその緒とも胎盤とも言われています。皇室関係者の胞衣所や菅原道真公の胞衣所がありますが、菅原道真公の胞衣所は京都市南区の吉祥院天満宮にもあり…歴史の謎を感じずにいられません。

朝日天満宮の牛の、反芻しているかのような口元が私のお気に入りです。

 

日向大神宮-伊勢神宮遥拝所へ

 

日向大神宮伊勢神宮遥拝所への道日向大神宮伊勢神宮遥拝所

神田神社の鳥居の右横から、伊勢神宮遥拝所(ようはいじょ)へ向かいます。遥拝所とは、遠くから神仏などを拝む場所のことを言います。

坂道を歩き始めると階段に変わる道です。途中道の状態が良くない所などもあるので、雨が降った日やその翌日、冬場などは、十分注意して登ってください。

10〜15分程かけて登るその山の頂上に、京都の伊勢神宮遥拝所があります。

 

 

日向大神宮が京の伊勢と呼ばれる理由は、祀られている神様が伊勢神宮に似ているから、とか、お伊勢詣りが出来ない京都の人がここから伊勢神宮を拝んだから、など諸説あります。

多分その諸説全てが本当なんだろうなぁ、と思える程、全てが揃った場所でした。今の様に便利ではなかった時代、遠くからでも良いからお伊勢さんを拝みたい、そう願った人達が集った場所。そう思いながら遥拝所に立つと、便利な時代に生まれたことへ、改めて感謝の思いが浮かびます。

 

日向大神宮の御朱印

 

日向大神宮の御朱印

※御朱印は最初に参拝冬の日付。

日向大神宮の御朱印はサラッとしています。山の名前の日御山の印があるのが印象的です。

 

 

 

日向大神宮 概要

 

名称日向大神宮
(ひむかいだいじんぐう)
創建第23代顕宗天皇の御代
(450年〜487年)
主祭神内宮:天照大御神 多紀理毘売命 市寸島比売命 多岐都比売命
外宮:天津彦火瓊々杵尊 天之御中主神
境内社/摂社・末社別表記載
主なご利益厄除け・開運

住所京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
最寄りの公共交通機関京都市営地下鉄東西線 蹴上(けあげ)駅下車 徒歩約20分

略記(公式パンフレット) 100円

 

日向大神宮の公式サイト↓

日向大神宮
ようこそ。こちらは日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)のホームページです。

 

日向大神宮は京都一周トレイルの東山コースにも含まれている、自然豊かなところ。スニーカーで歩くことをオススメします。

 

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