橋寺 概要
通称 | 橋寺 | 山号 | 雨寶山 |
院号 | 放生院 | 寺号 | 常光寺 |
御本尊 | 地蔵菩薩立像 | 脇侍/安置仏 | 阿弥陀如来座像 不動明王立像 |
開基 | 聖徳太子 発願 秦河勝 建立 | 宗派 | 真言律宗 |
札所 | 通称寺の会 真言律宗 ぼさつの寺 | ||
所在地 | 宇治市宇治東内11 | ||
最寄りの公共交通機関 | 京阪宇治線 宇治駅 → 徒歩約5分 JR奈良線 宇治駅 → 徒歩約15分 | ||
拝観時間等 | 4月〜10月9:00~17:00 11月~3月9:00~16:00 | 拝観料(通常) | 境内無料 本堂拝観 500円 宇治橋断碑 300円 |
橋寺 銀杏に導かれ橋寺へ
宇治の縁切り神社と言われる橋姫神社に伺った際、宇治橋の袂から見えた見事な銀杏。
これだけ距離があるのに見事だなぁ…と思いながら誘われるまま辿り着いたのが、橋寺でした。
山門前を走る府道247号(朝霧通り)の道幅が狭いため、見上げなければわかりにくいのですが、車道の反対側から見るとこんな感じ。山門横の戸口が開いていたため、もしかしたら参拝可能かも…?と思い、そっとお邪魔させていただきました。
橋寺 境内の様子
山門の横しか開いていなかったためか時間的なものなのかはわかりませんが境内には私1人、貸切状態でした。広すぎることも狭すぎることもない、心地よい広さの境内。十二支守護本尊や橋かけ観音、宇治橋の断碑(非公開)、摩尼車などが程よい距離感を保つ中、橋かけ観音の横に私が目指していた銀杏の木がありました。あれこれ角度を変えたり後ろに下がったりと頑張ったのですが、スマホでは綺麗に撮影しきれないほどの大きな銀杏。夕暮れということもあり、黄金というのがふさわしい美しさ。
橋寺 本堂拝観の様子
橋寺は通称寺にも名を連ねるお寺さんなので、多分御朱印をいただけるであろう…と思い、呼鈴を押して拝観と御朱印をお願いしました。本堂の拝観料500円をお支払いして中へ。いただいてきたパンフレットによると、本堂は室町時代の書院造とのこと。実際に中で通していただいたのは、建物左手の奥でした。
本堂中央には、衣に残る赤と青、金色が見事な地蔵菩薩立像、そして後ろに不動明王立像と釈迦如来坐像。御朱印を書いてくださっている間、地蔵菩薩立像と一対一での対面となったのですが、見入ってしまう大きさ・美しさでした。その後御朱印を受け取り、改めてご住職が地蔵菩薩像の背面を撮影したパネルなどを使い説明をしてくださいました。
橋寺でいただいた御朱印
今回橋寺でいただいた御朱印。ご本尊の地蔵菩薩様のもの。橋寺は通称寺の会や真言律宗のぼさつの会などにも参加されているので、この他にも御朱印があるのだろうなぁ…と思いながらも伺うことはしませんでした。その辺りはまたこの立派なお地蔵様に会いに来た時に…と思います。
近過ぎてあまり訪れて来なかった、宇治市。駅から数分でこのような隠れた名所があるなんて、なかなか奥が深そうです。
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