橋姫神社 概要
名称 | 橋姫神社(はしひめじんじゃ) | 創建 | 646年(?) |
主祭神 | 瀬織津比咩尊 | ||
境内社/摂社・末社 | 住吉社 | ||
主なご利益 | 宇治橋の守護 | ||
所在地 | 京都府宇治市宇治蓮華47 | ||
最寄りの公共交通機関 | JR奈良線/京阪宇治線 宇治駅 → 徒歩約10分 |
橋姫神社参拝の様子
京都府宇治市にある、橋姫神社。縁切り神社として有名だという橋姫神社に出向いてまいりました。場所は平等院の近く。JRや京阪の宇治駅からも近いのですが、どちらかというと地元の方向けの神社という印象です。私が訪れた晩秋は、境内は枯葉で埋もれていました。
源氏物語の縁である橋姫神社。境内には(財)宇治文化財愛護協会の説明がありました。源氏物語は平安中期の作品。当時から「宇治の橋姫」が知られていたということでしょうか?
wikipediaによると創建は大化の改新の翌年の646年、奈良時代となっています。
646年(大化2年)宇治橋を架けられた際に、上流の櫻谷(桜谷)と呼ばれた地に祀られていた瀬織津媛を祀ったのが始まりとある。
出典:wikipedia-橋姫神社
なかなか詳細が見当たらない橋姫神社ですが、境内の社務所に掲げられた由緒。画質調整をしてもこんな感じ。時間帯によっては日当たりの関係で現地で読み理解することは難しいかもしれません。また土曜日でしたが社務所は閉まっていたため、御朱印をいただくことは出来ませんでした。
境内にお社は2つ。橋姫社と住吉社。両方とも扁額が上がっているのでわかりやすいと思います。向かって左が橋姫社、右が住吉社。宇治橋を守る橋姫と川全般を守る住吉社が並んで祀られている以上、本当に宇治川と宇治橋を守るための神社なんだなぁ…と感じられます。
橋姫神社は縁切り神社なのか?
さて。
この橋姫神社には橋を守るというご利益ともう一つご利益があると言われています。それは「縁切り」。ネット上では源氏物語の悲恋の橋姫のお話や川が穢れを落とすからだとか丑の刻参りの原型の伝承が…など様々な情報が見受けられます。実際訪れたところ、季節も関係していますがひっそりとした感じがあり川も近く、縁切りが出来そうな気がしないでもありませんが、それだけで判断するのもどうなのかな?という印象です。
実際にご利益があったという話は聞いたことがないのでそれぞれで判断していただきたいのですが、主祭神がお姫様である以上、幸せを願いたいなと思う、橋姫神社でした。
京都には他にも縁切りのご利益があると言われている神社仏閣があります。
仲違いしている要因を取り払って復縁を願う方には、近くのこちらの観音様へどうぞ。
橋姫神社を後にして、次に向かったのは宇治橋を挟んだ反対側の見事な銀杏の木がある、橋寺です。
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