延命山喜運寺 概要
名称 | 喜運寺 | 山号 | 延命山 |
御本尊 | 阿弥陀如来立像 | 脇侍/安置仏 | ー |
開基 | ー | 宗派 | 浄土宗 |
札所 | ー | ||
所在地 | 京都市東山区渋谷通東大路東入三丁目上馬町553-4 | ||
最寄りの公共交通機関 | 京都市営バス 馬町 → 徒歩約15分 | ||
拝観時間等 | 非公開 | 拝観料(通常) | 非公開 |
令和4年度京都教区浄土宗寺院特別大公開(喜運寺) | |||
開催期間 拝観受付時間 | 令和4年10月23日 10:00~15:00 | 拝観料 | 志納 |
東山区にある喜運寺。喜運寺へ向かう道は少し変わっていて、他のお寺の境内を通った先に喜運寺の山門がある、といったら伝わるのでしょうか?具体的に言うと、小松谷正林寺の境内にある保育園等施設の敷地に面して門が立っているため、小松谷正林寺の敷地を通らなければ喜運寺さんには辿り着けない、と言った感じ。塔頭でも何でもないお寺が他のお寺の境内を通らなければ辿り着けないというのは珍しいのではないでしょうか?門はお堂の裏手に一ヶ所だけだったような…?表門がお堂の裏なの珍しいな、と思いました。
喜運寺さんでは本堂に上がらせていただき、檀家さんが書かれたという達磨文字の屏風などを拝見。障害がある方が書かれたものだそうですが、お経の一文字一文字が達磨さんの顔になっており、なかなか解読が難しい字もあれば何となくわかる文字もあり…書や画に疎い私には、喜運寺さんが用意してくださっていた解説だけが頼りの屏風でした。
延命山喜運寺でいただいた御朱印。
御朱印は境内の白蛇弁財天のものが用意されていました。
御朱印も案内も現在のご住職と先代のお二人で対応されており、その時来訪者の対応をしていない方が御朱印を書くという感じで、息の合ったお二人。私が御朱印を書いていただいたのは先代のご住職様でした。喜運寺が五条坂の辺りに建っていた話やらバスの停留所、この辺りの坂道は長くて結構大変だという話をしている間にサラサラと書いていただきました。
普段は観光寺院ではないので慣れていらっしゃらなくても当然なのですが、流石!という印象です。
※御朱印は変更される可能性があります。
御朱印をいただいた後、本堂前に建てられた弁天堂で延命・財運があがりますように…とお詣りし、今回の喜運寺さんの特別拝観は終了です。
小松谷正林寺さん
喜運寺さんの山門が面する小松谷正林寺さんも今回の令和4年度京都浄土宗寺院特別大公開の公開寺院としてリストに載っていましたが目印の旗がなかった為、外から参拝して終了しました。
それでもここに載せる理由は、素晴らしかったから。
一番感激したのは、山門の蟇股。蟇股好きの私には堪らない、この立体的な龍の彫物。出たり入ったりして何度も見させていただきました。
帰宅後にちゃんとお伺いして参拝してきたらよかった…と後悔をしましたが、それもいつものこと。また機会が訪れる日を待ちたいと思います。
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