芬陀院 概要
名称 | 芬陀院(ふんだいん) | 山号 | ー |
御本尊 | 阿弥陀如来 | 脇侍/安置仏 | ー |
開山 | 定山祖禅 | 宗派 | 臨済宗東福寺派 |
札所 | ー | ||
所在地 | 京都市東山区本町15丁目803 | ||
最寄りの公共交通機関 | JR奈良線 / 京阪電車 東福寺駅 → 徒歩約10分 | ||
拝観時間等 | 9:00~16:30 ※冬季は16:00まで |
拝観料(通常) | 大人 500円 小人 400円 |
芬陀院 紅葉の名所に苔生す庭園
京都市東山区の芬陀院。ふんだいんと読む、東福寺の塔頭寺院です。秋の東福寺周辺は紅葉の名所です。普段は非公開の多くの塔頭寺院で特別拝観が行われるため多くの人が集まります。そんな東福寺の塔頭寺院の中で、芬陀院は年中拝観ができる数少ないお寺です。
山門にある、京都市の駒札。芬陀院が雪舟寺と呼ばれる理由から何から何まで書かれている感じ。
芬陀院 拝観の様子
入口で拝観料を払うと同時に御朱印帳を預けてお抹茶をお願いし、拝観スタートです。御本尊へのお詣りと濡縁からお庭を見せていただくのですが、この日はゆっくりと濡縁に座ってお庭を楽しんでいらっしゃる方が大勢いらっしゃいました。周辺の紅葉に合わせて来られている方が多かったのでしょう。
ということで、亀島・鶴島ともに斜めからしか撮影出来ず…ですが、立っていたり歩いている時にはしっかり真横から見ることができる程度には広い濡縁なので、現地でならその姿を楽しめると思います。
そのまま東側の庭へ。こちらが重森三玲氏が作庭した方。奥に見える丸窓が茶室となっていたのですが、茶室は茶室で楽しんでおられる方がいらっしゃったため、ちらっと覗いて終了です。
ということで重森三玲氏作庭の東庭を見ながら、お抹茶をいただいてまいりました。「コロナ禍の影響でお茶をお出しするのを控えていたんですが、ようやく再開したんですよ」とは奥様らしき方のお話。そういえば私も久々にお抹茶をいただいたなぁ…と思いながらいただきました。
娘さんらしいお子さんがお茶を持って人を探していらっしゃったのですが、どうやらお茶室で待たれていたようで、その旨をお伝えして。お茶をお願いするときは、濡縁辺りのすぐわかる場所でお願いした方が親切かと思われます。
芬陀院でいただいた御朱印
最初に預けた御朱印帳を入口で受け取り、今回の拝観終了です。全体的に東福寺界隈の紅葉の影響を受けないお庭だからこそ年中拝観が出来るのだろうなぁ…と思ったのですが、その苔生した感じが雪舟の好みなのでしょうか?やっぱりお庭は難しいな…と改めて思った次第です。
お庭の詳しい話はこちらのサイトが参考になります。
東福寺界隈には重森三玲氏作庭のお庭が他にも。
一華院は重森三玲氏のお孫さんが作庭に関わられています。
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