・京都駅から徒歩15分ほど。
・東寺からもすぐ。
・牡丹、梅、桜、紫陽花。花咲き誇る神社(黄緑色っぽい花を咲かせ、その後色が変わる御衣黄桜も!?)
六孫王神社 概要
名称 | 六孫王神社 (ろくそんのうじんじゃ) | 創建 | 応和3年(963年)(伝) |
主祭神 | 六孫王大神 天照皇大御神 八幡大神 | ||
境内社/摂社・末社 | 睦弥稲荷神社 誕生水弁財天社 神龍 | ||
主なご利益 | 出生から出世までの守護神 出世開運、家運隆昌、良縁祈願 |
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所在地 | 京都府京都市南区壬生通八条角 | ||
最寄りの公共交通機関 | 京都市営バス16系統 六孫王神社前→徒歩すぐ JR京都駅→徒歩約15分 |
六孫王神社への行き方
京都駅から八条通りを西に向かい東寺の北総門も超えてしばらく歩くと、片側一車線だった八条通りが、東西を走る八条通りと南北を走る壬生通りの交わる交差点を境に、西行き一方通行の一車線に変わります。
その交差点の北西の角にあるのが、六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)です。住所も京都府京都市南区壬生通八条角。境内の駐車場には、この角から入ります。
京都駅八条口からは徒歩で約15分程。八条通りを西に向いて歩けば、見落とすことはありません。
壬生通り沿いの入り口から。左の建物は、六孫王会館という、敷地内の貸し施設です。この日も何らかの会場になっていたらしく、境内の駐車場には車が多く止まっていました。
本殿に続く参道。まっすぐ続く道と神龍池にかかる橋。この橋は神龍池に泳ぐ鯉とかけて、「恋の架け橋」と言われています。
が、恋が叶うかどうかは…神のみぞ知る、という所でしょうか?六孫王神社で恋愛成熟祈願という話は、聞いたことがありません。
ですが、桜の花に覆われた参道を好きな人と歩けば、恋が叶いそうな気がします。
六孫王神社には 全国でも数少ない御衣黄桜を筆頭に数種類の桜が植えられていて、春には多くの人がお花見に訪れる、桜の名所でもあるのです。
六孫王神社 境内社
まっすぐ続く参道の、橋の手前に境内社の睦弥稲荷神社と誕生水弁財天社が並んで建っています。
赤い橋を渡る誕生水弁財天社、橋を渡ってから更に階段を降りてお詣りをするという、少し変わった弁財天様です。水の中洲に祀られることの多い弁財天様。今は境内にある神龍池からは離れていますが、昔は池が繋がっていたのかもしれません。この弁財天社の弁財天は弘法大師作と言われています。東寺との距離を考えると、弘法大師作というのもうなづけます。
境内中央の池を神龍池といい、その側に満仲誕生のおり井戸上に琵琶湖の竹生島より弁財天を勧請し、安産を祈願し産湯に使ったと云う、誕生水弁財天社がある。(6月13日弁財天御開帳祭)
出典:六孫王神社公式サイト
この弁財天社の脇には満仲誕生水があり、安産や健育のご利益があると言われ、昔から京の名水の一つと言われていました。(現在は枯れてしまっています。)
六孫王神社でのお詣り
六孫王大神(ろくそんのおうおおかみ)
源経基(経基王 清和源氏始祖)を指す。経基は清和天皇第六皇子の貞純親王の子で、天皇の孫であることから「六孫王」と称される。
出典:wikipedia-六孫王神社
六孫王神社は、この唐門の四脚門拝所からお詣りします。四脚門拝所の横には神馬の人形が置かれています。
おなじみの京都市設置のこま札は、金属製。
六孫王神社による、詳しい説明もありました。
拝所から相殿を伺います。
見を乗り出してみるとこんな感じ。この奥に本殿と本殿後方に石積の神廟があるとのことですが、見ることは出来ませんでした。
授与所前から四脚門拝所を。睦弥稲荷神社と誕生水弁財天社の後ろにも写り混んでいましたが、後ろに見えるのは、東海道新幹線の高架です。京都駅から近いためこの辺りは新幹線の速度も遅く、東海道新幹線の下りの車両から覗けるのでは?と思うほどの距離です。
授与所前から、神龍池、恋の架け橋、睦弥稲荷神社と誕生水弁財天社方面を。
桜の季節に再訪しました。種類も豊富で緑の花びらを持つ桜まで咲く境内は、お見事でした。
桜も見事でしたが、6月の壬生通沿いの紫陽花もお見事の一言。花が綺麗な季節に伺いたくなる神社です。
11月中旬の、六孫王神社境内。桜が多い寺社はどうしても紅葉や銀杏のような紅葉にはなりません。それでも、夕日がよく当たる場所にあるので、秋の風情を感じるには十分です。
六孫王神社 御朱印
六孫王神社の御朱印は、菊の御門と神紋の牡丹の花、そして六孫王神社の印で構成されています。神紋を御朱印として頂けると覚えやすいですね。
【追記】誕生水弁財天社の御朱印もいただける様になりました。
【追記】由緒略記も変わりました。古い方が2色刷りながらも情報豊富な印象です。
一緒に児水不動明様へもお詣りを
六孫王神社の横を南北に走る壬生通りは、六孫王神社の北でJRの線路に遮られています。見た感じ、行けそうな感じでカーブを描き、さらに高架を潜ることが出来ますが、この先から線路を超えることはできません。
そんな、壬生通りの角に立つお不動様。児水不動明(ちごすいふどうみょう)です。小さいですが、清々しい立像のお不動様に会えます。そして、御不動さんの前に小さな龍頭があるのも、お見逃しなく。
六孫王神社の壬生通り沿いの入り口から徒歩1分弱なので、すぐに見つけることが出来ます。
社紋にもなっている牡丹、梅、桜などの季節の花や鯉魚塚、神竜拝所など、こっそりと見所満載です。
六孫王神社公式サイト
十六社朱印巡り 六孫王神社
平家の流れなんですけど!という方は、こちらの神社へ。
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