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東寺 灌頂院の門扉が開く、6時間

東寺 概要

 

名称東寺
(通称:教王護国寺)
山号八幡山
正式名称金光明四天王教王護国寺秘密伝法院
(こんこうみょうしてんのうきょうおうごこくじひみつでんぽういん)

正式名別称:弥勒八幡山総持普賢院
御本尊薬師如来像脇侍/安置仏日光菩薩/月光菩薩
その他敷地内に多数
開基桓武天皇宗派真言宗
住所京都府京都市南区九条町1
最寄りの公共交通機関近鉄東寺駅から徒歩約8〜15分
京都市営バス 東寺東門・東寺南門・九条大宮・東寺西門前
拝観時間等05:00〜16:30、17:00、18:00
(季節によって変わります。夜間拝観も、一度閉門退出後、再入場になります)
拝観料(通常)拝観料:庭園内(金堂講堂含む)500円
※拝観内容により変動あり・無料で見られる場所もあり

 

おすすめする理由

・年に2度しか拝観のチャンスがない(特別公開を除く)
・龍神が描くとも言われる、閼伽井の絵馬

東寺 灌頂院の門は、年に2日だけ開かれる

 

東寺の南西、八幡宮社や国宝の蓮華門近くにある、灌頂院(かんじょういん)。

こちらの灌頂院には北門と東門があるのですが、通常はどちらも閉じられている上、定規筋の入った壁で囲まれているために、屋根しか見ることができません。私たちが直接灌頂院を見ることができるチャンスは年に2回。1月8日から七日間行われる後七日御修法(ごしちにちみしほ)の結願日にあたる1月14日の12時半からの1時間と、4月21日の灌頂院閼伽井の公開の時の10時〜15時。つまり、一年間に6時間しかチャンスはありません

しかも両日ともじっくり見られる訳ではなく、暗がりだったり一部を拝観できるだけだったり。

後はいつ行われるかわからない、特別公開の機会にしか拝観することが出来ません。

 

灌頂院

 

灌頂院

※灌頂院 北門(通常)

密教においては、頭頂に水を灌いで諸仏や曼荼羅と縁を結び、正しくは種々の戒律や資格を授けて正統な継承者とするための儀式のことをいう。

出典:wikipedia-灌頂(かんじょう)

 

そもそもこの灌頂院は、密教を継承する重要な儀式である伝法灌頂を行うために建てられた建物です。重要な儀式を行う建物故、公開される機会が少ないのでしょう。

 

後七日御修法 後拝み 2018年1月14日

 

東寺灌頂院の後七日御修法は、毎年1月8日から七日間かけて行われ、1月14日に最終日を迎えます。

 

宮中真言院で弘法大師空海によってはじめられた正月行事です。真言宗の最高の儀式で、真言宗各派が一堂に集まり、鎮護国家、五穀豊穰、国土豊穰を祈ります。秘法のため灌頂院道場への入堂はできませんが、上堂と退堂の列をご参拝いただけます。

出典:東寺公式サイト-法要のご案内

 

2018年1月14日12時20分頃の東寺。既に退堂の列も終わり、後は12時半からの一般拝観希望者への開門を待つだけ。多くの拝観希望者が列を成していましたが、2018年は比較的少ない人出だったそう。

 

 

事の起こりが宮中ということだけあり、この日は小子房の勅使門も開けられていました。特別拝観でも開けられることはなかった、この勅使門。開いているということは、宮中から勅使の方がいらっしゃっている証拠。あちこちで勅使門を見て来ましたが、門扉が開いているのを見たのは、今回が初でした。

 

東寺 2016年の秋期特別拝観(小子房)を振り返る。
東寺 2017秋期特別拝観が始まっています。2016年は小子房と漢頂院と宝物館が公開されました。小子坊のお庭と夜間拝観の様子を振り返りながら、2017年の秋季特別公開の情報を。

 

この後、燕尾服とロングドレスに身を包んだ方が、この門を潜り出られました。

 

 

そして、真言宗の高野山〜と書かれたずた袋(もしかしたら、看板袋かもしれません)を下げた修行僧の方々や真言宗関係者が退堂し、13時頃いよいよ一般参拝客の拝観が始まりました。

 

※皆、上堂と退堂の列の後を踏まないように歩いている様が印象的。

 

灌頂院 拝観の様子。

 

灌頂院東門を潜り、拝観料として1000円を支払い、観修寺流後七日御修法の案内とお札を受け取ります。このお札、何枚も拝受される方もいらっしゃいました(料金を支払えば頂けるようです)。

 

後七日御修法

※守護札の公開は控えさせていただきます。

 

堂内は撮影出来るような雰囲気ではありませんので、写真はありません。(多分撮影禁止です)。入り口と出口を兼ねている為、時々入場が止められていましたが特別拝観より年齢層が高く、粛々と進んで行く様が印象的でした。入り口では若い僧達が袋を渡しながら「靴を脱いでお上がりください」「足元暗くなっております、段差がございますので、お気をつけてお進みください」「立ち止まることなくお進みください」と声をかけ続けていました。

来慣れた方なのでしょう、携帯用のスリッパや紙製のスリッパを用意されていた方も見受けられました。女性の方でストッキングやタイツで行かれる方、冷えますのでご注意ください(素足に近い状態は失礼にもあたるので、出来たら靴下持参が良いかと思います)。

 

堂内は建物中央辺りに石畳が敷かれ、南側は一段高くなっており北側は壁で仕切られていました。イメージとしては、建物真ん中に石畳の廊下があり、南北に一間ずつ、という感じです。南側は戸が開けられているために所々に柱があるだけで、外が丸見えでした。雨戸を外した、といった感じでしょうか?本来ならば壁や戸がある部分は菊の紋が入った幕で区切られ、部屋の中央にはパイプ椅子が向き合って並べられてていました。その南側へは入る事なく北側の壁で区切られた部屋に入ります(ちょっと説明が難しいです…)。

儀式が行われていたのは、北側。

北側はろうそくとスポットライトが1つだけ。薄明かりの中を進みます。まず目に入るのが、壁に書かれた僧侶の絵。見ることが出来る明るさではないのですが、僧侶が2人と飛天のような女性のような絵が1箇所描かれて居るのを確認することができました。

最初に息災護摩壇と書かれた護摩壇。そして、「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」と増益護摩壇、スポットライトに照らされたお香(焼香に使うような細かなもの(塗香ほどの細かさはなかったです。))、香水壇、「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」と聖護摩壇、五大尊(五大明王)のお軸と前に供えられた五大尊壇、聖天壇、厨子と二間観音壇(出口側)、十二天のお軸と前に供えられた十二天壇、外に出て神供壇を見て廻りました。

印象的だったのは、五大尊が青(藍色?)で描かれていたこと。そして、大威徳明王が乗った牛の迫力。思わず「青不動…」と呟いてしまったほど、日本古来の青、そしてその青に負けない迫力でした。(※国宝の「青不動尊」は天台宗 青蓮院門跡です。)

 

※障子のような衝立の所にあるのが、神供壇

 

靴を入れる袋をお返しして外に出て、北門から退場するために閼伽井の方へ。

閼伽井の上には絵馬がかけられた状態でした。昨年の閼伽井の公開からずっとかけっ放しなのかどうか?はわかりませんでした。

後七日御修法に参加されるのは、真言宗各宗派から選ばれたわずかな高僧。高僧ですから結構年配の方もいらっしゃいます。また、灌頂院内で誘導をしていたのは、薄着の若い明らかにお手伝いの僧侶の皆様。寒い季節に寒い場所で七日間も鎮護国家、五穀豊穰、国土豊穰を祈り、更に慣れないであろうに一般の方々を誘導するというのは、本当に大変でしょう、ありがたいことです。

 

 

灌頂院拝観後、改めて灌頂院東門に廻ったところ、既に門扉は硬く閉ざされておりました。この時、午後1:36。

 

 

 

灌頂院の東門の扉が開いていたのは、本当にわずかな時間。門の中や外では多くのお坊さん達が写真撮影をしていました。関係者でも記念撮影をする、それほど、この建物を目にする機会は少ないのです。

 

4月21日は、東寺にとって特別な日。

 

東寺にとって、4月21日は特別な日です。

 

承和2年、835年3月21日、高野山奥の院に弘法大師空海はご入定になりました。新暦の4月21日にあたります。毎月21日には報恩感謝の法要を行います。大日堂にお上がりいただけます。

出典:東寺公式サイト-法要のご案内

 

弘法大師入定の21日に合わせて東寺では毎月境内全域で弘法市が行われているのですが、4月の弘法市は一味違うのです。

 

東寺縁日-東寺 毎月21日の弘法市と第一日曜のがらくた市【参拝するたび追加しています】
東寺では毎月21日に弘法市とという縁日と第一日曜のがらくた市が行われています。掘り出し物を見つけたり、骨董品を見て廻ったり。過去の写真から、その雰囲気を。

 

東寺 灌頂院閼伽井 絵馬公開 2016年4月21日

 

灌頂院閼伽井(かんじょういんあかい)公開

年に一度、灌頂院の北門を開き、閼伽井に掛けた絵馬を公開します。向かって左が一昨年、右が去年、中央が本年となります。馬の体躯により経済の成長や豊作を占います。

出典:東寺公式サイト-法要のご案内

 

私が訪れた2016年4月21日は、雨の弘法市でした。灌頂院の北門と小子坊の間は弘法市の出店者の車が所狭しと止められていて、ロープで仕切られた中を歩いて灌頂院 東門へ向かいました。

東寺 2016年の秋期特別拝観(小子房)を振り返る。
東寺 2017秋期特別拝観が始まっています。2016年は小子房と漢頂院と宝物館が公開されました。小子坊のお庭と夜間拝観の様子を振り返りながら、2017年の秋季特別公開の情報を。

 

 

灌頂院

 

灌頂院の北門の正面に、弘法大師様のお軸がかけられ、りんごと大根が備えられていました。春なのにりんごと大根…?と思いながら、まずは弘法大師様にご挨拶。入定の日ですが、灌頂院では至ってシンプルに祀られていたのが印象的です。

 

灌頂院

 

そして、門を入ってすぐ西(右手)の所には、閼伽井(あかい)が。灌頂儀式の時にはこちらの井戸で

 

閼伽(あか)は、仏教において仏前などに供養される水のことで六種供養のひとつ。

出典:wikipedia-閼伽(あか)

 

 

閼伽井をしっかりと残しているお寺というのは、どれくらいあるのでしょう? あまり見かけることはありませんが、峰定寺では閼伽井も重要文化財に指定されていました。井戸そのものを閼伽井と呼ぶのが本来で、その上の建物は閼伽井屋というのですが、今では建物も含めて閼伽井と呼ばれている気がします。

 

閼伽井があったのは、峰定寺。

大悲山 峰定寺 守り続けられる修験道の修行場
京都市左京区にある、峰定寺。左京区と言っても、そこは落人の隠れ里「鞍馬の奥」です。こんな山奥に重要文化財の舞台懸崖造りの本堂が隠れています。12月〜3月の閉山期直前、ギリギリのタイミングで2回目の拝観が叶いました。

閼伽水があったのは、長建寺。

長建寺 あのお寺の塔頭だった、現世御利益、願いごとの寺
伏見五福めぐりをしようと訪れた、長建寺。残念ながら専用の色紙は既に販売終了していましたが、境内をのんびりブラブラ拝観。弁財天にお稲荷様、マリア燈篭に柴灯護摩…色々ぎゅっと詰まった空間でした。

 

東寺ではこの閼伽井の上の朱色の絵馬の出来栄えで農作業の豊凶を占っていたそうで、中央の絵馬が今年の分、右の絵馬を昨年分、左の絵馬を一昨年分として、絵馬の顔の長さや胴の太さを見比べて、その年の豊凶を判断するのだそうです。

実際に絵馬を見て説明を読んでも、私には豊凶の判断は難しい所です。昔は長老と呼ばれるような人が、過去の絵馬との関連や経験などから豊凶を判断したのだろう、と思いを馳せた閼伽井でした。

 

 

 

最近では2016年の秋に公開されていた、灌頂院。建物自体は江戸時代に再建されたものですし(門は鎌倉時代です)、仏像などは安置されていませんが、宗教上重要な儀式を行う、大切にされてきた場所です。

東寺の中でも拝観するタイミングが少ない場所なので、開いている時はご縁と思って、ぜひ拝観してみてください。オススメはやっぱり説明が聞ける特別拝観です!

 

東寺 御朱印 不動明王

 

東寺の中で、参拝出来る不動明王様は5体。立体曼荼羅、御影堂の秘仏、御影堂横、三面大黒天様の横、北門の横かと思います(宝物館は除く)。一番有名なのは、立体曼荼羅の不動明王様でしょうか? お好きなお不動様を探して、ぜひお詣りください。

 

東寺御朱印 不動明王

※日付が違うのは、ご愛嬌。

 

東寺はまだまだ、魅力がいっぱい!

東寺塔頭 観智院 多くの学僧が学んだ真言宗の勧学院
東寺塔頭の観智院(かんちいん)。平成26年から行われていた改修工事が、平成28年に終了しました。改修のポイント、国宝の客殿、唐から詔来したと言われる五大虚空蔵菩薩様、愛染明王様、宮本武蔵筆と言われる画を満喫してきました。
東寺 国宝 御影堂<修理中>
東寺の御影堂(みえいどう)。国宝 太子堂の名でも有名です。ここは弘法大師様が住んだと言われている地。2016年から2019年までひわだ屋根と建物の改修工事中です。あの重厚な空間、公開再開が待ち遠しい!
東寺 2016年の秋期特別拝観(小子房)を振り返る。
東寺 2017秋期特別拝観が始まっています。2016年は小子房と漢頂院と宝物館が公開されました。小子坊のお庭と夜間拝観の様子を振り返りながら、2017年の秋季特別公開の情報を。
東寺さんの2017秋季特別拝観に行ってきました。
東寺 2017秋期特別拝観、のライトアップに行ってきました。東寺の秋期特別拝観は時期によって公開されているものが違うので、スケジュールを確認して出向く必要があります。あの講堂の空間だけは別格です。
東寺 御影堂周辺-毘沙門堂とか贔屓さんとか-
東寺の中の、西院と呼ばれる御影堂(太子堂)周辺。ここは私が毎月お詣りしている場所。御影堂は修理中ですが、弘法大師様の念持仏と言われる秘仏の不動明王様へのお詣りをかねて、ゆっくり過ごして欲しい場所です。
東寺 夜桜ライトアップ2013〜2017の様子。
京都の桜の開花速報を見られるサイトをまとめてみました。私の楽しみは2018年3月17日~4月15日の間、東寺で行われる「夜桜ライトアップ」。年々元気がなくなりつつある不二桜の心配をしながら、ここ数年の写真を見返しました。

 

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