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勝念寺(かましきさん) 萩振る舞いと令和元年度京都教区浄土宗寺院特別大公開へ。

勝念寺 概要

 

名称勝念寺(しょうねんじ)/かましきさん山号安養山往生院
御本尊阿弥陀如来開創天正15(1587)年
開基貞安上人宗派浄土宗
札所巡礼通称寺
所在地京都府京都市伏見区石屋町521番地
最寄りの公共交通機関京阪電車/近鉄電車 丹波橋駅 → 徒歩約5分
拝観時間等境内及び身代釜敷地蔵尊 8:00〜16:00拝観料(通常)境内及び地蔵堂は常時無料(但し山門が開いている時のみ)。
令和元年度京都教区浄土宗寺院特別大公開(勝念寺)
開催期間
拝観受付時間
10月5日・6日
10:00~15:00
拝観料志納

 勝念寺 かましきさんの萩振る舞い

 

京都市伏見区にある勝念寺(しょうねんじ)。

勝念寺 20190929

勝念寺 20190929

 

山門の手前にはいつもの京都市の駒札。残念ながらweb上では駒札情報は見つからなかったので、現地で初めて確認しました。駒札の足元では蛙がお出迎えです。

勝念寺 駒札 20190929

勝念寺 駒札 20190929

勝念寺 駒札の足元 20190929

勝念寺 駒札の足元 20190929

 

この日のお目当ては、萩の花。勝念寺では晩夏から秋にかけて境内を埋め尽くす萩を多くの人が見られるよう、萩振る舞いと称して門を解放しています。


Twitterからの情報で例年より萩が咲き進むのが早いとわかっていたのに、訪れる時間を作れたのは、見頃も終わりに差し掛かった9月29日。山門前から覗いただけで境内を埋め尽くしそうな萩の勢いが伺えます。落花して地面を彩っているものとまだ枝に残っているものと…もしかしたら一番良いタイミングで伺えたのかもしれません。

勝念寺 門前から 20190929

勝念寺 門前から 20190929

 

山門で出迎えてくれたのは可愛らしいお地蔵さん達。今が盛りとばかりの勢いの彼岸花と萩に覆われてしまっています。

勝念寺 門前から 20190929

勝念寺 門前から 20190929

 

敷石の上に覆いかぶさる萩を避けながら、境内へ。

勝念寺 境内の萩振舞 20190929

勝念寺 境内の萩振舞 20190929

 

境内に入るとすぐ右手に身代釜敷地蔵尊と書かれた幟の奥に地蔵堂。勝念寺が「かましきさん」と呼ばれる所以の釜敷地蔵尊が祀られています。

身代釜敷地蔵尊(かましきさん)は、遠く戦国時代 勝念寺開山貞安上人に深く帰依した織田信長公より賜ったと伝える。身上三尺臺二重(鎌倉時代作) 釜の中に蓮華あり、この上に延命地蔵尊立ち給う故に、釜敷延命地蔵尊という。地獄で釜茹での責めに苦しむ人の身代わりとなって、自ら煮えたぎった釜の中に入り、地獄と此の世で苦しむ人の苦を取り除き、幸せへと導き給う故に、代重苦、身代地蔵尊という。

出典:勝念寺公式サイト-​身代釜敷地蔵尊

地蔵堂の周りも萩。萩だけでなくススキや芙蓉、赤と白の彼岸花。ススキが植えられている境内は初めて見た気がします。

勝念寺 釜敷地蔵 20190929

勝念寺 釜敷地蔵 20190929

 

地蔵堂周辺には多数の蛙の置物、両脇の柱には摩尼車。そして、釜が置かれていました。

勝念寺 地蔵堂足元 20190929

勝念寺 地蔵堂足元 20190929

 

境内が花で覆われている為に、大量の蚊とあちこちで蜂の羽音が。萩に埋もれた蜂を恐れながらも本堂へ。山門から本堂入口までは遠くないのですが、萩と蜂を避けて歩くためか、距離よりも遠く感じます。本堂の入口にはお賽銭箱などはありません。本堂の奥の方が明るく見えるのも気になります。

開いていなければ仕方ない…とこの日は撤退です。

勝念寺 本堂 20190929

勝念寺 本堂 20190929

 

咲き誇る萩の様子は、勝念寺のYoutube公式チャンネルでどうぞ。

勝念寺(かましきさん)の令和元年浄土宗寺院大公開

 

浄土宗のお寺で令和元年浄土宗寺院大公開が行われていたこの日、下京区の龍岸寺、伏見区の光照寺とお詣りをし、最後にたどり着いた勝念寺。

龍岸寺 超十夜祭 2018/10/13〜2018/11/18と令和元(2019)年浄土宗寺院大公開
京都市下京区にある龍岸寺。アイドルが居たり掲示板に書かれた言葉が面白かったり、色々話題豊富な龍岸寺。10月13日(土)~11月18日(日)の間、「超十夜祭」と名付けられた十夜法要を軸としたイベントが行われています。イベント時以外は非公開寺院だったような記憶に、この機会を逃しては!と、伺って来ました。※令和元(2019)年浄土宗寺院大公開でいただいた御朱印を追加しました。
光照寺(伏見区) 令和元年度京都教区浄土宗寺院特別大公開
京都市伏見区の光照寺。こちらは観光寺院ではありません。通常は法然上人がお勧めになったお念仏の道場として活動されていますが、2019年10月に行われた浄土宗京都教区の寺院大公開で1日限定で一般に門戸を開いてくださいました。御朱印対応もこの日限定ということで、いそいそと出向いてまいりました。

今回の令和元年浄土宗寺院大公開で公開された勝念寺の寺宝は山門横の石碑に書かれている、織田信長公賜の閻魔法王自作霊像他。(C)浄土宗京都教区教化団 京都教区 寺院特別大公開では、以下のように説明されていました。

勝念寺10月5日・6日10時~15時

織田信長の天正伊賀の乱に関わる閻魔像や中国の元の時代の多羅観音など公開。研究者による最新の情報で住職が解説します。詳細はWEB「かましきさん」で検索。【朱印】https://www.kamasikisan.wixsite.com/syonenji

京都市伏見区石屋町521

出典:(C)浄土宗京都教区教化団 京都教区 寺院特別大公開 公式サイト-公開寺院について

勝念寺 山門横石碑 20191006

勝念寺 山門横石碑 20191006

 

萩振る舞いから1週間後に再訪した、勝念寺。

御住職の御尽力の賜物、萩が一掃された為に境内の雰囲気が一新され、山門前から本堂を伺うことが出来ました。

勝念寺 山門前から 20191006

勝念寺 山門前から 20191006

 

山門を潜ってすぐの所で出迎えてくれたのは、先日と同じお地蔵さんたち。同じお地蔵さんたちとわかっていても萩で見え隠れしていた状態とはまた一味違い、可愛らしい様子をしっかりと見ることができました。

勝念寺 山門前すぐのお地蔵さん 20191006

勝念寺 山門前すぐのお地蔵さん 20191006

 

そのまま、釜敷地蔵さんが祀られている、地蔵堂で2度目ましてのご挨拶。足元には蛙がいっぱい、招き蛙までいます。写真の左側、お地蔵さんの奥に御朱印と御札のサンプルが掲げられています。

身代釜敷地蔵尊については、由緒や縁起書は有りません。安永七年(一七七九)火災により焼けてしまったのかも知れません。ただ、開山貞安上人が織田信長公より賜ったと伝えています。
(中略)
身代釜敷地蔵尊は、地獄で釜茹でにされて苦しんでいる人の身代わりとなって、 自ら煮えたぎる釜の中に入り、苦しむ人の苦を取り除き安楽にそして、 幸せへと導いて下さるお地蔵様です。「かましきさん」と呼ばれ江戸時代より信仰を集めています。
身代釜敷地蔵尊(かましきさん)は、遠く戦国時代 勝念寺開山貞安上人に深く帰依した織田信長公より賜ったと伝える。身上三尺臺二重(鎌倉時代作) 釜の中に蓮華あり、この上に延命地蔵尊立ち給う故に、釜敷延命地蔵尊という。地獄で釜茹での責めに苦しむ人の身代わりとなって、自ら煮えたぎった釜の中に入り、地獄と此の世で苦しむ人の苦を取り除き、幸せへと導き給う故に、代重苦、身代地蔵尊という。

出典:勝念寺 公式サイト ​身代釜敷地蔵尊

大きな身代り釜が置かれているのにも納得です。このお地蔵さんも織田信長公から賜ったものだと思うと、歴史の重みを感じます。

勝念寺 地蔵堂足元 20191006

勝念寺 地蔵堂足元 20191006

 

今回、本堂でお話をさせいていただいた際に「写真撮影もいいですよ」と言っていただいたので、帰り道にかましき地蔵さんのお写真も撮らせていただきました。

勝念寺 かましき地蔵 20191006

勝念寺 かましき地蔵 20191006

 

そして、本堂へ。境内の敷石沿いには多くのお地蔵さんや蛙が。萩に隠れてこんなに居たとは!驚きです。

勝念寺 境内 20191006

勝念寺 境内 20191006

勝念寺 境内 20191006

勝念寺 境内 20191006

 

本堂へあげていただき、寺宝を拝見しました。定時になったら説明を…というスタイルではなく、聞いている人が居たら例え1対1であっても説明をしてくださっていた御住職。始まったばかりと思われる説明を途中から伺いました。

織田信長公から賜ったと言われる小さくも穏やかな表情の閻魔法王像、明治時代には如意輪観音坐像と鑑定されたけれど実はチベット仏教の緑多羅菩薩(多羅観音)だったということがわかったこと、緑多羅菩薩と判明するに至った特徴や年代による装飾品の変化の話、お札の版木が横に置かれた門出八幡宮は十二神将のうちの一体ではないか?と思われるという話、さらには信長公からもらったことが示されている文章の現代語訳などなど…。現物を見、本堂をあちらこちらと移動しながら御住職の熱の篭った説明が続きました。

私が気になったのは、多羅観音の光背と岩座。勝念寺に祀られている現在のチベット仏教の緑多羅菩薩には光背も岩座もなかったのですが、信長公から賜ったと言われる多羅観音には光背も岩座も付いていました。説明がひと段落した際に御住職にお伺いをした所「多分緑ターラ像が日本に来て勝念寺にたどり着くまでの間のどこかで付けられたものだと思うけれど、信長公から頂いた状態のままだと思うので、なぜ付いているのかはわからない。」「信長公から頂いたことはわかっているけれど、どうやって信長公の手に渡ったか?までは何一つわからない」「昔は戦で勝利すると菩提寺などはバラバラになった。木材などは建築に再利用されて、寺宝は戦利品として扱われたので、どこかの段階で信長公の手に入ったものが勝念寺に来たのでは?」という旨のご説明をいただきました。

一番美しいと思ったのは、信長公から賜ったと言われる、阿弥陀如来立像。平安前期の雰囲気がある阿弥陀如来像は珍しいなで肩。「腰あたりから少し曲がっているのは木の芯が曲がっているから。曲がった木を使って彫ったということは、この木自体がどこかの御神木か何かだったために曲がった木でもその木を使って作ったのだろう」と。この阿弥陀如来像の前に説明が書かれていたのですが、その説明には「厳しい顔」と書かれていましたが、いやいやどうして、非常に柔和な雰囲気の阿弥陀如来像でした。

勝念寺 本堂 20191006

勝念寺 本堂 20191006

 

仏像には全て説明が書かれており、タイミングを逃してもある程度のことはわかるように配慮されていました。写真撮影をされていた方がいらしたので念のため確認したところ、撮影OK、とのこと。何となく気が引けたので1枚だけ撮影させていただきました。

勝念寺 本堂内部 20191006

勝念寺 本堂内部 20191006

勝念寺 本堂内部 花天井20191006

勝念寺 本堂内部 花天井20191006

 

勝念寺(かましきさん)の御朱印

 

勝念寺では御住職がいらっしゃるタイミングであれば御朱印やお札をいただくことができるようです。私も最初に伺った際は御不在でいただくことができませんでした。寺院大公開の際にいただいた御朱印。寺院大公開の期間中は書き置きのみの対応ということで、書き置きの御朱印をいただいて参りました。用意されていたのは御本尊の阿弥陀如来、釜敷地蔵尊、閻魔様、多羅観音の4種類。地蔵堂の横に見本が掲げられているので、いただく前に確認してみると良いかもしれません。

勝念寺 御朱印 20191006

勝念寺 御朱印 20191006

勝念寺 御朱印 20191006

勝念寺 御朱印 20191006

※御朱印は変更される可能性があります。

SNSの活用や公式サイトにYoutube、萩を刈り取る力強さから若い方が御住職かと思っていましたが、そこそこの御年齢であろう方が御住職だった、勝念寺。熱意は若さだ!と改めて学んだ気がします。

熱意ある説明と撮影までさせて頂けた、勝念寺。パワフルな説明に、これこそが信心だなぁ…と思わずにいられない参拝となりました。

阿弥陀如来立像の撮影をし忘れてしまったので、次の機会を逃さず、再び伺いたい勝念寺でした。

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