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【東福寺塔頭】四神の庭に囲まれた一華院。

一華院 概要

名称一華院
(いっかいん)
山号
御本尊白衣観音脇侍/安置仏阿弥陀如来坐像/
達磨坐像
創建東漸禅師宗派臨済宗東福寺派
札所
所在地京都市東山区本町15丁目800
最寄りの公共交通機関京阪電車/JR奈良線 東福寺 → 徒歩約10分
京都市営バス 東福寺 → 徒歩約7分
拝観時間等11月上旬〜11月下旬頃
10時~16時
拝観料(通常)大人 400円
小人 300円
お抹茶付き1200円

東福寺塔頭 一華院(いっかいん)へ。

 

東福寺塔頭の善慧院での拝観を終え多くの人が境内に並べられた床几に座っている同聚院を門前から覗き東福寺へ向かい歩いていると、山門で販売を行なっていた善慧院とは対照的に静かに特別拝観を行なっているところがありました。一華院(いっかいん)です。

入り口には『特別拝観 依稀松庭・彷彿石庭 拝観』『朱印』と。少し一休みの意味も込めて、拝観させていただくことに。

一華院 山門 20191112

一華院 山門 20191112

一華院 山門 20191112

一華院 山門 20191112

 

一華院 四つのお庭を拝見。

 

山門を潜り敷かれた石の上を歩き、入口へ。入口手前に1つ目の四神、青龍に見立てた松がお出迎えです。

青竜(せいりゅう、せいりょう、拼音: qīnglóng チンロン)は、中国の伝説上の神獣、四神(四象)の1つ。東方青竜。蒼竜(そうりゅう)ともいう。(中略)
東方を守護する。長い舌を出した竜の形とされる。

出典:wikipedia-青龍

仏法を守ると言われる龍が入口を守っている、とも取れる、東の庭の龍。

一華院 青龍に見立てた松 20191112

一華院 青龍に見立てた松 20191112

 

入口から入ったところで拝観料とお抹茶代(¥1200-)を支払い、撮影の可否を伺ったところ、「お庭は大丈夫」とのこと。拝観ルートに従うとすぐに南側の庭、朱雀に見立てたという依稀松庭。朱雀…?と思っていましたが、内縁を歩いて振り返ると、庭の真ん中の大きな松が、まるで鳥が飛んでいるかの様。なるほど、朱雀だわ…と納得。南の庭に朱雀がいるというのは、後付けだとしてもとても意味があるかと。

朱雀(すざく、すじゃく、しゅじゃく、拼音: zhūquè チューチュエ)とは、中国の伝説上の神獣(神鳥)で、四神(四獣・四象)・五獣の一つ。(中略)朱雀は南方を守護する神獣とされる。

出典:wikipedia-朱雀

一華院 朱雀 依稀松の庭 20191112

一華院 朱雀 依稀松の庭 20191112

 

尾を引いた鳥が羽ばたいているかのような松…ですが、これほどにも長く枝を伸ばすにはどれくらいの年月がかけられたのでしょう?スマホのカメラでは入りきらないほどの大きさ、見事な長さです。内縁の先(東)の方、朱雀の後ろ姿を撮るイメージで撮影した方が羽の広がりがわかるため、朱雀っぽさが出るかと思います。

一華院 朱雀 依稀松の庭 20191112

一華院 朱雀 依稀松の庭 20191112

 

この依稀松庭に面した内縁の引戸に使われていたガラスは大正ガラスでしょうか?一枚一枚柔らかな揺らぎがありそれぞれが違う表情を持っていて、つい見入ってしまいました。

一華院 依稀松の庭 内縁 20191112

一華院 依稀松の庭 内縁 20191112

 

そのまま西の虎靠山庭へ。こちらは少し狭いお庭です。虎の子渡しが表されているということですが、子渡しの部分は端の方なので、撮影するのは難しいかもしれません。

白虎(びゃっこ、拼音: báihŭ バイフー)は、中国の伝説上の神獣である四神の1つで、西方を守護する。白は、五行説では西方の色とされる。

出典:wikipedia-白虎

この虎靠山の庭は1939年に東福寺の方丈庭園を作った重森三玲氏のお孫さんにあたる重森千靑氏の作。比較的新しいお庭です。

一華院 白虎 虎靠山の庭 20191112

一華院 白虎 虎靠山の庭 20191112

 

そのまま北へ…と向かいたいところですがぐるりと回ることができないため、一度本堂の中へ。本堂中央付近に祀られている、御本尊へお詣りさせていただきました。御本尊は厨子の中に入った少しちいさな白衣観音坐像。室町時代のものということで白衣は白さを保てていませんでしたが、少し四角めで柔らかなお顔をはっきりと伺うことができました。厨子の両扉に描かれた仏画も美しかったです。少し間を置いて阿弥陀如来坐像と達磨坐像にもお詣りをし、北側の庭へ。

北側には彷彿石庭。こちらは座る場所が用意されていたため、のんびりと眺めさせていただきました。

玄武(げんぶ、拼音: xuánwŭ ショワンウー)は、中国の神、四象の「太陰(老陰)」、四神の一つ、霊獣。北の星宿の神格化。(中略)

玄武は、北方を守護する、水神。「玄」は「黒」を意味し、黒は五行説では「北方」の色とされ、「水」を表す。脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多い(尾が蛇となっている場合もある)。

出典:wikipedia-玄武

北側の庭も重森千靑氏の作とのこと。新しさが際立つのは、お庭を囲む壁の新しさも関係しているかもしれません。非常に手入れの行き届いた美しいお庭なのですが、伺う時間によっては建物の影が大きく影響してしまうことも。

一華院 玄武 彷彿石の庭 20191112

一華院 玄武 彷彿石の庭 20191112

こちらが座れるところとなっているスペースから見た彷彿石庭。これだけの砂を綺麗な状態で保つのは、大変なことかと思われます。

一華院 玄武 彷彿石の庭 20191112

一華院 玄武 彷彿石の庭 20191112

それぞれのお庭の説明は、一華院公式サイトでご確認ください。

 

一華院でいただいたお抹茶と季節の和菓子。

 

全ての拝観を終えた後、受付近くで声をかけてお抹茶と季節の和菓子をいただいて参りました。山門に看板が掲げられていた、椿堂さんのお抹茶。お菓子も椿堂さんでしょうか?東福寺の通天橋から名前を取った「通天」という和菓子と説明いただきました。青紅葉の中に色付き始めた紅葉。なるほど、今の季節にピッタリ…と思わずにいられない和菓子、美味しく目には楽しくいただきました。強いて言えば、お庭を見ながらお茶をいただくことができない、大人数でも入れるお部屋でいただいたことが少しだけ残念でした。

一華院 抹茶と季節の和菓子「通天」 20191112

一華院 抹茶と季節の和菓子「通天」 20191112

一華院 和菓子「通天」 20191112

一華院 和菓子「通天」 20191112

東福寺御用達の椿堂さんのサイトは↓

 

一華院でいただいた御朱印

 

一華院でいただいた御朱印3種。一華院では拝観期間中しか御朱印をいただくことができません。また、御朱印帳への直書きは行われておらず、書置きのみの扱いとなっています。それぞれの墨書きと朱印の関係性も抜群で、とても品の良い御朱印です。
参拝日は自分で書き込む必要がありますが、拝観期間中だけであっても御朱印を用意していただけることは、見返して思い出すキッカケをいただけるということ。ありがたいことだと改めて感じます。

一華院 御朱印 20191112

一華院 御朱印 20191112

一華院 御朱印とパンフレット 20191112

一華院 パンフレットと御朱印 20191112

 

 

塔頭寺院へ向かう際は、大本山のスケジュール確認をオススメします。

 

東福寺は塔頭寺院も多くあります。

【東福寺】京の冬の旅2018 非公開文化財特別公開へ。【通天橋の南側のみ】
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その季節にしかお目にかかれないところも。

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