東寺 2021年夜桜ライトアップへ行ってきました。
新型コロナウイルス(COVID-19)のために自粛をし、伺わなかった2020年の東寺夜桜ライトアップ(早期終了されました)。
様子見をしていた、3月末。
大好きな不二桜のライトアップを見ることが出来なかった悔しさを胸に迎えた2021年の春。有休消化期間を利用し、連日東寺へ出向いていました。3月21日に再開された弘法市の日。寒い日はトコトン寒かった割に春の訪れが早かった2021年は3月21日の時点で既に桜が咲き始め、不二桜も色付き初めていました。
3月29日の午後、お庭の外から。ソメイヨシノは既に満開。多くの人が訪れる中、不二桜の枝がよく見えることが気になり、この日の夜桜拝観は見送り。
3月30日の朝、8時前。まだお庭に入ることが出来ない時間。ソメイヨシノの状態は前日と変わらず。
2021年の東寺夜桜ライトアップ。
近所のソメイヨシノが散り始めたのを見て、慌てて伺った3月31日の東寺。週の真ん中水曜日、という空いていそうな状況でしたが、多くの人が訪れていました。
昼間定点観測に写真を撮ることの多い、宝蔵。宝蔵前の石の上の亀も夜はおやすみ。
夜桜ライトアップ、暗い中での事故を防ぐ為に東の門からロープで仕切られた通路を歩いて行くのですが、お庭に入る前からこの景色。見事…なんですが、既にソメイヨシノは散り始めていました。
ピヨーンとのびた枝が見受けられます。この枝はこの後咲くのかしら…?と思いつつ、ここ数年の中では勢いが感じられたものの、今年も見事な花を咲かせた不二桜の健気さに胸を打たれました。
満開のタイミングか否かという点は桜の見た目に大きな影響を与えることは重々承知な上、毎年満開のタイミングで伺えている訳ではないのですが、2013年の不二桜と比べると枝垂れた枝の長さの違いがはっきりとわかります。
東寺 不二桜から五重塔へ。
池の周りを五重塔へ向かいます。桜のリフレクションを狙えそうな場所は今年も三脚の人たちが粘っていたため、今年は断念。
2021年は桜の開花も散り始めも早く、3月31日の時点で既に散り始め。ソメイヨシノの中には少し枝が寂しくなってきている木も見受けられました。
奇跡的に人が減った瞬間。
五重塔の辺りから不二桜を見られるのですが、こういう時は望遠レンズ付きのカメラじゃないと、うまく取れないのかもしれません。
ぐるりと回って金堂・講堂の拝観。毎年撮影していますが、金堂横辺りから撮った五重塔。五重塔の下で誘導棒を持っている人たちは、夜桜拝観の警備の方々です。
不二桜は見る場所によって形が違うのですが、2021年は講堂側からの写真を撮り忘れました。
今年も無事に花を咲かせてくれた、東寺の不二桜。遠くから見た時に幹の見える範囲が広がったことは気になりますが、それでも新しい枝も見えていて、ここから東寺にしっかり根付いてくれることを願います。
2022年 東寺 夜桜拝観
まん延防止等重点措置が3月21日に解除された、京都。新型コロナウイルス感染者数は下げ止まり感が強かったのですが、桜の時期には間に合いましたね。
あえて平日の夜桜拝観を選んだのに、多くの人で賑わっていました。どことなく、不二桜も去年より大きくなっているような…?そんな気がしました。
東寺の夜桜拝観のポスターも以前の勢いのあった不二桜の姿ではなく、ここ数年の弱った不二桜に変更になっており、リアルに近づいた感がありました。
今年どうしても撮りたかったのが、ソメイヨシノと不二桜の色の対比。不二桜は周囲に他の木がないためなかなか難しかったのですが、梅が植えられている方へ向かう道でなんとか見つけ出しました。が、入り口すぐなので人通りが多いのと、どうしても照明が入り込んでしまうのと…この辺りは来年へ持ち越しの課題です。
過去の東寺の夜桜拝観では金堂・講堂共に外からのお詣りだった気がするのですが、今年は堂内に入ってお詣りすることが出来ました。
ということで、毎年恒例駐車場から。
東寺 夜桜拝観でいただいた書置御朱印。
東寺の夜間拝観では夜間拝観限定の御朱印帳とその御朱印帳にだけ書かれている御朱印があるのですが、もう一種類だけ拝受できる御朱印があります。それは書置の弘法大師の御朱印。直書きのものは数年前にいただいていましたが、せっかくなので久々にいただいてまいりました。
東寺 概要
名称 | 東寺 (通称:教王護国寺) |
山号 | 八幡山 |
正式名称 | 金光明四天王教王護国寺秘密伝法院 (こんこうみょうしてんのうきょうおうごこくじひみつでんぽういん) 正式名別称:弥勒八幡山総持普賢院 |
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御本尊 | 薬師如来像 | 脇侍/安置仏 | 日光菩薩/月光菩薩 その他敷地内に多数 |
開基 | 桓武天皇 | 宗派 | 真言宗 |
住所 | 京都府京都市南区九条町1 | ||
最寄りの公共交通機関 | 近鉄東寺駅から徒歩約8〜15分 京都市営バス 東寺東門・東寺南門・九条大宮・東寺西門前 |
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夜桜ライトアップ 拝観時間 |
午後6時30分~午後9時30分 (午後9時受付終了) (夜桜拝観は再入場になります) |
拝観料(通常) | 大人・高校生:500円 中学生以下:300円 |
2021年年明けに公式サイトがリニューアルされ、お知らせの更新が行われるようになった、東寺の公式サイト。
弘法市やガラクタ市の情報も公開されるので、参拝前にぜひどうぞ。
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