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城南宮の茅の輪くぐり 2013年6月29日

城南宮 概要

 

名称 城南宮
(じょうなんぐう)
創建 不詳
主祭神 城南大神(国常立尊、息長帯日売命(神功皇后)、八千歳神(大国主命))
境内社/摂社・末社 天照皇大神、市寸島比売神、天之御中主神、菅原道真公、宇気母智之神、天児屋命、大山咋神、少名毘古那神、猿田彦神、綿津見神、大国主命、真幡寸大神、応神天皇、金山毘売神など
主なご利益 方除、家庭円満、厄除、安全祈願、車のお祓い
所在地 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
最寄りの公共交通機関 京都市営地下鉄竹田駅/近鉄京都線竹田駅下車 徒歩15分、市バス19系統(1時間にほぼ1本)城南宮道下車
駐車場:200台
拝観料・神楽観覧料 無料 神苑拝観料 大人600円
小人400円
障害者手帳をお持ちの方 300円
(団体料金は別)

 

おすすめする理由

・車で潜れる茅の輪が設置されるのは、城南宮だけでは!?
・茅の輪くぐりと同じ時期に人形(ひとがた)流しも。
・元々厄除けのご利益がある神社、夏越の祓にはピッタリ!

 

城南宮と境内社の真幡寸神社の御朱印はこちら

城南宮 2017年9月は菊の巫女神楽+限定御朱印。
京都市伏見区にある城南宮。名神京都南インター降りてすぐにある、車でも参拝しやすい城南宮は、曲水の宴や巫女神楽、方除、厄除、車のお祓いで有名な、京都の南を守る神社です。

城南宮の夏祭りの様子はこちら

城南宮の夏祭りはおすずみ神楽が見られるオススメのお祭り。
京都の南を守り続けて1200年の城南宮。その城南宮で行われている夏祭りをご存知ですか?城南宮の夏祭りは懐かしい雰囲気が漂うお祭りです。地元の人にまぎれておすずみ神楽を見てみませんか?

 

城南宮で茅の輪くぐり

 

茅の輪をくぐり半年の穢れを祓うために訪れた城南宮。同行はまだまだ幼さの残っていた娘ちゃん。今回は娘ちゃんにモデルになってもらっています。

 

城南宮鳥居

 

手水舎横には、京都市設置の城南宮と鳥羽伏見の戦いの駒札と菊水若水の説明がありました。2013年にはまだまだ文字が読める状態。菊水若水の説明板、2017年には色褪せて判読が難しくなっていました。

 

城南宮 駒札

城南宮

 

城南宮 社殿前に設置された茅の輪

 

2013年、城南宮の茅の輪は拝殿と本殿の間に設置されていました。側には茅の輪のくぐり方の説明もされていて、覚えていなくても安心してくぐることが出来ました。

 

城南宮茅の輪

 

私が見た茅の輪くぐりは、どこの神社でもこのような説明が用意されていました。ただ、城南宮では「とは」の言葉の説明に「永遠」だけではなく「鳥羽」の字が。この地が鳥羽伏見の戦いに代表される、鳥羽の地であり、緑豊かな土地であることに起因したものでしょう。
この「とはの森」の部分、吉祥院天満宮では「水無月の」と書かれていました。神社によっては左を2周すると書かれた所もあったような。
各社による微妙な違いを見て楽しむのも、一興です。

ということで、説明を読んでくぐり方を確認してからくぐります。

 

 

左側を一周して…

城南宮茅の輪2

 

右側を一周したら…

城南宮茅の輪

 

城南宮の茅の輪くぐりは無事終了です。

城南宮茅の輪

 

茅の輪くぐりに来たとは言え、お詣りも忘れてはいけません。本殿を囲む様に建つ末社にもしっかりお詣り(末社ゾーンは撮影不可です)。

城南宮

 

 

城南宮 神苑で行われていた人形(ひとがた)流し

 

茅の輪くぐりの前、授与所手前の神苑入り口に立っていた、人形流しの看板。茅の輪くぐりと本殿、末社へのお詣りが終わったあと、これも何かのご縁のタイミング、と向かうことに。城南宮の神苑は、春には曲水の宴が行わることでも有名です。

 

城南宮 ひとがたながし

城南宮 ひとがた城南宮 神苑の説明

 

 

 

 

 

人形(ひとがた)流しの期間、人形(ひとがた)を流す「禊の小川」までは無料で入ることが出来ましたが、初めてだったので、神苑散策も兼ねて禊の小川へ。

 

禊の小川の指定された場所で、人形(ひとがた)を流します。

写真には写っていませんが、小川の横から伸び出した草に引っかかり人形(ひとがた)が溜まっている場所もあり…自分が流した人形(ひとがた)が引っかからずに流れて行くか、見届けてしまいました。

 

城南宮 ひとがた流し

 

無事に人形(ひとがた)が流れたのを見届け、神苑散策へ。

 

城南宮 神苑散策

6月の終わり、初夏の蒸し暑さが始まっていたこの日。本当にいいお天気でしたが、神苑の中は緑が多く爽やか。ここが名神高速からすぐの所にある、ということさえ忘れてしまうほど、心地よい空間でした。

 

城南宮 神苑から見た本殿

城南宮神苑 あじさい

 

途中、歩行者用参道にを横切り、再び神苑散策。城南宮の神苑は春の庭(人形(ひとがた)流しが行われる辺り)、平安の庭、桃山の庭(歩行者用参道の南側)、名付けられています。この日は紫陽花があちこちで咲いていました。蓮も蕾が膨らみ、もうすぐ咲くかな?という頃。800種類の草花が植えられているという神苑なので、どの季節に行っても、何らかの花が咲いていることでしょう。

 

城南宮 神苑の睡蓮

 

せっかくなので、楽水軒でお茶をいただきました。この羊羹、桃の様な風味がして、非常に美味しかったです。

 

城南宮 神苑のお茶室

 

のんびりとお茶をいただいて、神苑も満喫した後は、城南宮の駐車場に用意された「自動車用の茅の輪」を見て帰宅。

城南宮は方除・厄除の神様ということもあり、車のお祓いを受ける人が多い神社。そのために車用の茅の輪が用意されていて、毎年7月1日~7日 午前9時~午後4時まで、車のお祓いを受けることが出来ます。

国道一号線沿いの駐車場に作られるこの茅の輪、もちろん一号線からも見ることが出来ます。

 

城南宮 車用の茅の輪くぐり

 

夏越の祓えの茅の輪くぐりは、「あぁ、京都の暑い夏が始まるなぁ…」と、少しため息が出そうな頃に行われる行事。基本は半年の祓えなので六月末ですが、旧暦を採用しているところも。京都市周辺〜最近では全国各地で行われていますが、時期や期間に若干のズレがあります。

城南宮の茅の輪くぐりと人形流しは毎年6月25日~30日の午前9時~午後4時の間、誰でも参加出来ます。

早いところでは6月中旬には茅の輪が設置されていることも。茅の輪に出会ったら、ぜひくぐって半年間の穢れを祓って、半年頑張って来た自分を褒めてあげてください。

 

城南宮の公式サイト↓

城南宮 | 京都の南、方除け ・厄除けの祈祷、車のお祓いの神社。巫女が神楽を舞い、庭園は花と紅葉の名所です
京都の南、方除け ・厄除けの祈祷、車のお祓いの神社。巫女が神楽を舞い、庭園は花と紅葉の名所です。

 

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