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あの人が敷地を突き抜けさせた、五条天神宮

五条天神宮 概要

 

名称五条天神宮/五條天神社
(ごじょうてんじんぐう/ごじょうてんじんしゃ)
通称:天使の宮/天使社
創建伝・延暦13年(794年)
主祭神少彦名命 大巳貴命 天照皇大神
境内社/摂社・末社筑紫天満宮
福部神社 金刀比良神社 大国主神社
白太夫神社 稲荷神社 猿田彦神社 竹生島社(辨財天社)
主なご利益厄除け 病除け 禁厭(きんえん(まじない)) 農耕
所在地京都市下京区松原通西洞院西入天神前351
最寄りの公共交通機関京都市営バス 西洞院松原 →すぐ
京都市営地下鉄 五条駅→北西へ約700m
京都市営地/阪急烏丸駅 四条駅→南西へ約700m

 

平安遷都で奈良から勧請された、天神社

 

おすすめポイント

・祀られている神様が、超王道
・節分には日本最古の宝船の古図が頂ける
・夏越し/年越の大祓は、誰でも飛び入り参加可
・神職さんも氏子さんたちも、いい人揃い!

 

五条天神宮/五条天神社(ごじょうてんじんぐう/ごじょうてんじんしゃ)は、京都市下京区の西洞院松原角にあります。五条天神宮の御祭神は、少彦名命様、大巳貴命様、天照大神様。

その名は天神ですが超王道の御三方が御祭神って、ちょっと不思議に思いませんか?

こちらにお伺いする前、私はその字面から、御祭神は『天神様=菅原道真公』だと思っていました。

 

西洞院通りから見た五条天神宮

※南北に走る西洞院通沿いから。

五条天神宮駒札と祭事の日

 

五条天神宮京都市の駒札

※いつもの京都市設置の駒札。ちょっと心もとないフォントの細さ。

 

天神(てんしん)社、天使社、天使の宮→五条天神宮(社)

 

天神宮(社)なのに、天神様が主祭神ではないということの謎は、こちらの神職さんと氏子さんとのお話と京都市の駒札に、答えがありました。

 

神職さんと氏子さんに教えてもらったこと

・この天神社は平安京ができた時に、空海が奈良から勧請した天神(あまつかみ)様を祀っていて、天使社(てんししゃ)とか天神社(てんしんしゃ)と呼ばれていた。だから今は天神宮という名称だけれど、主祭神は菅原道真公ではない。

・昔、筑紫から天神様(てんじんさま=菅原道真公)を勧請した時に筑紫から来て、そのまま、京都に住んでいる。

・由岐神社と同じ祭神を祀っていて、同じような役割を果たしていた。

 

 

洛中の五条天神社は、国難時にその責任を取って「流罪に処す」として国の役人が神社の扉に靫を架けて閉じるということが行われていたが、『徒然草』によれば由岐神社でも同様のことが行われていたという。由岐神社と五條天神社は祭神が同じである。

出典:wikipedia-由岐神社

 

由岐神社 鞍馬寺の鎮守社
京都市左京区、鞍馬山中腹に位置する由岐神社。圧巻の割拝殿と三本の大杉。割拝殿好きにはたまりません。4種類の御朱印と一緒に、割拝殿への私の熱い思いと、見どころなどをざっくりと。

 

由岐神社にしても五条天神さんにしても、実際に扉に靫を架けた中では何が行われていたのか?五条天神宮の祭神が流罪にされていたのか?その後どうしていたのか?まではお聞きしませんでしたが、興味深いつながりを持つ神社です。

 

五条天神宮 本殿と摂社 末社にお詣り

 

入ってすぐに、手水舎。最近は通常は水を流していない手水舎も多い中、溢れ続ける手水舎はやはり見ていて気持ち良いです。手や口を清められない…と戸惑うこともありません。

 

五条天神宮手水舎

 

現地で見た時は、なかなか可愛らしく、アニメに出てきそうだな…という印象だった狛犬さんたち。帰宅後に改めて写真を見たところ、筋肉隆々で驚きでした。お顔立ちと雰囲気は、非常に柔らかく可愛らしい狛犬さんたちです。

吽担当の狛犬さんの足元のペットボトルの焼酎の容器に入れられているものは、畳まれたままの小さな折り鶴でした。

 

五条天神宮狛犬さんたち

 

五条天神宮拝所

 

ちなみに、社務所はちょっとわかりにくいですが、ピンクの矢印で示した場所、マンションの半地下になった部分にあります。何度か迷っている人に遭遇したことがあります。社務所がご不在の時でも備え付けのインターホンを押すと、対応していただけることがあります。

そして、社殿裏にある、摂社・末社へは、医祖神碣碑の横、黒い矢印のところから伺うことができます。もちろん、社殿の右横からも伺えます。

 

五条天神宮拝所と社務所

 

黒の矢印から入ると正面に、筑紫天満宮社が見えて来ます。本殿横を歩き終えるとそこはに筑紫天満宮社と撫で牛さんがいらっしゃいます。「おこしやす〜」とでも言ってくれそうな、のんびりした雰囲気の撫で牛さん。

 

五条天神宮筑紫天満宮となで牛

 

下の写真、奥から筑紫天満宮、福部神社、金刀比良神社、大国主神社、白太夫神社の四社と、稲荷社(ごめんなさい、お名前忘れました…)、猿田彦神社、竹生島神社(辨財天)と並んでいます。福部神社や白太夫神社がある辺り天神様色も強いなぁ、と思いましたが、御神職のご先祖が天神様の勧請に関わっていた以上、天神様とご縁の深い神様が増えたのは、必然かもしれません。

 

本殿に大巳貴命様がいらっしゃるのに大国主社…?と思いましたが、主祭神が少彦名命様で、大巳貴命様、天照大神は配神という話もあります。まぁ、元々は天神(あまつかみ)様を祀っていた神社ですし、そういうこともあるよね、と。

 

五条天神宮境内社

 

五条天神宮はそんなに広くありません、今は。

 

五条天神宮の境内は高いマンションと通りに囲まれていて、そんなに広くはなく、参拝に必要な時間は、摂社末社まで一社ずつきちんとお詣りしても、15分もかからないのではないでしょうか?今は気軽に拝観を終えられる広さの五条天神宮ですが、かつてはとても大きな神社でした。それを示すかのように、この五条天神さんの南西に、「天使突抜(てんしつきぬけ)町」という地名が今も残っています。

 

当社の境内は、中世には東西4町・南北5町の広さがあり、周囲は森で囲まれていたとされるが、天正14年(1586年)、豊臣秀吉が京都に通りを新設(天正の地割)した際、敷地内の鎮守の森などを貫通したことから一帯の地名が「天使突抜(てんしつきぬけ)」になったとされる。

出典:wikipedia-五条天神社(京都市)

 

空海が勧請した五条天神宮を突き抜けたのは、豊臣秀吉公。

今よりも神様の存在が身近だった時代に、何百年と鎮座し続けていた神様の敷地に通り(現・東中筋通)を作り、五条天神宮の敷地を突き抜けたのです。

なんともストレートに命名された天使突抜町ですが、怖いもの知らずな秀吉に対しての、当時の京都の人たちの皮肉を込めた呼び名だったのではないでしょうか?当時の人たちの洒落と粋を感じます。

 

 

五条天神宮の夏越・年越の大祓祭は飛び入り参加OK!

 

さて。節分祭の宝船の古図が有名な五条天神宮ですが、実はもっとおすすめがあります。それは、6月末の夏越の祓と年越の大祓です。

夏越しの祓の茅の輪くぐりは開催されているところはどこでも参加できますが、それだけではなく、宮司さんによるお祓いにも参加させてもらえます。神事の頃に境内にいると氏子さんに「どうぞ一緒に」と声をかけていただけます。

私が参加したのは、年越の大祓祭。氏子さんたちに混じり火にあたりながら甘酒をいただき、人形(ひとがた)に名前を書き、お渡ししました。その後、氏子の方々と一緒に社殿にあげて頂いてお祓いを受け、外に出て人形に着火(この言い方が一番正しいと思われます)して、一年の穢れを祓っていただきました。(流石に写真は控えました…)。たまたま居合わせた海外の方が、人形が燃える様子を珍しそうに覗き込んでいました。

五条天神宮では、夏越しの祓の神事は6月最終日曜日、年越の大祓の神事は12月の最終日曜日(年により、その前の日曜日)に執り行われます。

 

五条天神宮年越の大祓

 

五条天神宮 御朱印

 

頂いた御朱印には五条天神宮と書かれていて、由緒略記には五条天神社と書かれている、五条天神さん。天使社が元々の名だから、宮でも社でも、どっちでもいいってことなんかなぁ?という浅い理解で終了しました。

 

五条天神宮の御朱印

 

頂いた由緒略記には、源義経と武蔵坊弁慶が出会ったのは、五条の森(五条天神宮の境内にあった森)であったという話がある、というような一文が書かれていました。

 

『義経記』では、一条堀川に住む陰陽師・鬼一法眼の謀略で源義経が北白川の印地大将・湛海と闘う場として当社が設定されており、また武蔵坊弁慶出生や義経・弁慶の出会いに深く関わる神社として登場する。

出典:wikipedia-五条天神社(京都市)

 

鬼一法眼といえば、鞍馬寺の鬼一法眼社や、貴船神社一の鳥居近くの石寄大明神(鬼一法眼の古跡碑)。

鞍馬山 JR京都駅から鞍馬寺 中門まで
鞍馬の天狗や牛若丸で有名な鞍馬山。この夏の猛暑の中、鞍馬の山越えに行ってまいりました。目的は、友人の観光に付き合う為。京都駅からのJR→京阪電鉄への乗り換え方法や、山門門前の様子を。

 

源義経や由岐神社、鬼一法眼と、鞍馬寺と何かしらの結びつきがあったのでは?と考えずにはいられません。

 

通りがかりの参拝での、素敵な出会い

 

2018年5月27日。五条天神さんの横を東西に走る松原通を通ることがあったので、帰りにお詣りに立ち寄ったところ、拝殿で出迎えてくれた猫。

写真を撮る予定はなかったのですが、出会ってしまっては撮らないわけには行きません…。この猫も賢い子。一定の距離までは近づかせてくれました。

ちなみに、猫の向こうに見えている窓がある場所が社務所になります。

 

五条天神20180527

 

ちゃんと私が付いてきているのを確認するかの様に見ながら、定位置らしき場所へ移動して行きました。

 

五条天神20180527

五条天神20180527

 

京都は野良猫が多い街、そんな気がしています。野良猫が多いことには良い面も悪い面もありますが、寺社で出会うと嬉しくなります。

 

ふらりと立ち寄ることが多い五条天神さん。実は5月だけで2度お詣りしています。やっぱり大好きな神社の1つです。

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